
【NEWS】MIXI、Oasysのバリデータとして参加
国内発のゲーム特化型ブロックチェーン・Oasysは7日、あらたにMIXIがバリデータとして参加することを発表した。
これでOasysのバリデータは初期21社と、今回発表されたMIXIを含む第2郡バリデータであるソフトバンク、KDDI、Nexonを合わせ25社となった。
MIXIは2004年にSNS「mixi」を開始しているほか、「モンスターストライク」等の人気ゲームを多数輩出する企業。また、昨年にはスポーツ動画配信サービスを手がけるDAZNと開発・運用を行う形でスポーツ特化型NFTマーケットプレイス「DAZN MOMENTS」をリリースするなど、Web3.0領域にも注力している。
今回の発表に際し、MIXIの上席執行役員でデジタルエンタテインメント事業本部長の根本裕子氏は、「独自のアプローチであたらしいユーザー体験を生み出すOasysのバリデータとして参加することで、既存のコミュニケーション経路を強化し、ユーザーを魅了するコンテンツを創出していきたいと考えています」とコメントした。
あわせて、Oasysのディレクターである森山大器氏は「モバイルゲームをマスアダプションへ導いた大ヒットタイトル『モンスターストライク』を手がけたMIXIがバリデーターに加わったことは、ブロックチェーンゲームのマスアダプションを目指すOasysにとって意義深いことです。同時に、OasysのGenesis Councilとの提携やゲームコンテンツの制作など、今後多くのコラボレーションへの扉を開くものであり、最終的にはブロックチェーンゲームの未来を切り開くための大きな前進になると考えています」と述べた。
Oasysはこれまでのブロックチェーンゲームが抱えていた課題解決を目指すプロジェクト。コンセンサスアルゴリズムとしてPoS(Proof of Stake)を採用し、取引手数料の無料化や取引の高速化を実現する。
今月3日には国内暗号資産(仮想通貨)取引所bitbankにおいて、ネイティブトークンであるOASが国内初上場した。
バリデータとして参加する大手ゲーム企業を中心に、Oasysを活用したブロックチェーンゲームの開発がすでに複数発表されており、2023年度中にさまざまなタイトルがリリースされる見込みだ。
参考:プレスリリース
画像:Oasys プレスリリースより