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暗号資産
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【NEWS】バイナンスジャパン、6月以降にサービス開始へ

Iolite 編集部
2023/04/30

サクラエクスチェンジビットコイン(SEBC)は先月28日、国内取引所への取次サービスを終了し、6月以降に新規サービス「バイナンスジャパン(Binance Japan)」(仮称)を開始することを発表した。


昨年11月、サクラエクスチェンジビットコインは開催した株主及び役員の変更を決議し、発行済み株式のすべてをバイナンスHD(Binance Holdings Limited)へ譲渡。これにより同社はバイナンスの100%子会社となり、元クラーケン・ジャパン(Kraken Japan)の千野剛司氏が代表に就くなど、新経営体制へと移行した。

また、同年11月30日より、日本国内からバイナンスの新規ユーザー登録ができなくなっていた。

バイナンスはグローバル化にあたり、世界11の国で規制当局のライセンスを得てきた。日本でのライセンス取得は、東アジア地域で初めてとなる。

バイナンスは自らが金融庁へ暗号資産交換業者として登録申請をするのではなく、SEBCを買収することで日本市場に参入することとなった。

なお、金融庁は未登録業者が日本居住者に対しサービス提供を行なっていたとして、バイナンスに対し警告を過去2回発出している。

今回、サクラエクスチェンジビットコインからバイナンスジャパンへの口座の引き継ぎは行われないため注意が必要だ。

注文申請締め切り日時までに暗号資産の売却と、日本円の出金が必要となる。期日までに暗号資産の売却が完了していない場合、6月5日のレートにて日本円に換価し、6月14日までに銀行口座へ返金するという。

また、サクラエクスチェンジビットコインでは暗号資産の出庫サービスの提供をしていないため、国内取引所への取次サービス終了後は暗号資産の移動ができなくなると説明している。

同社は今月31日正午をもって国内取引所への取次サービスを終了し、口座の利用を終了する。

6月以降にバイナンスジャパンを開始予定としているが、開始時期を含む詳細は改めて案内するという。

参考:サクラエクスチェンジビットコイン

画像:バイナンス プレスリリースより


Iolite 編集部