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【NEWS】FRBパウエル議長、3月の利下げについて「おそらくない」と言及 ビットコインなど暗号資産も下落

里見 晃
2024/02/01

4会合連続で金利据え置き

FRB(米連邦準備制度理事会)のジェローム・パウエル議長は1月30日~31日に開かれたFOMC(連邦公開市場委員会)会合で、主要政策金利を据え置くことを決定した。金利据え置きは4会合連続となる。

その一方で、パウエル議長は今年3月の利下げ実行について、可能性が低いことを示唆。早期の利下げ開始を期待する投資家に冷水を浴びせる格好となった。これを受け、ビットコイン(BTC)が一時43,000ドル(約630万円)を下回るなど、暗号資産(仮想通貨)市場にも影響が及んだ。

市場参加者はFRBが利下げを開始する時期に注視している。多くのアナリストは次回3月の会合にも利下げを実施すると予想していた。会合後の声明では、「委員会はインフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信を得るまで、誘導目標レンジの引き下げが適切になるとはみていない」と記し、利下げについては急ぐ必要がないと主張している。


3月の利下げ開始「おそらくない」

パウエル議長は会合後の記者会見で「今日の会合を踏まえると、3月を利下げ開始の時期だと特定するような確信的レベルに委員会の意見が達すると私は考えていない。もちろんそれはまだわからないことだ。(3月利下げは)最も可能性の高いケース、ないし基本シナリオと呼ばれるものであるが、おそらくないだろう」と述べた。

さらに、「政策金利は今回の引き締めサイクルにおけるピークにある可能性が高く、経済がおおむね予想通りに展開した場合、我々は景気抑制的な政策をもとに戻すことが適切になる公算が高いと考えている。適切だと判断すれば、我々は現在のFF金利誘導目標レンジを長期にわたって維持する用意がある」と付け加えた。

パウエル議長は3月の利下げに否定的な態度を強く突きつけた。この発言の直後、暗号資産のほか多くのリスク資産において下落する場面がみられた。なお、ビットコインのほかイーサリアム(ETH)、アバランチ(AVAX)、ソラナ(SOL)など、アルトコインにおいても大幅な下落がみられている。

CME Fed Watch Toolによると、3月の利下げ確率は先日までの約65%から34.5%に引き下げられた。

参考:発表
画像:Shutterstock


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