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金融・経済
暗号資産
2023/10/01

【NEWS】暗号資産取引所クラーケン、米国株と英国株の取引開始を計画

暗号資産(仮想通貨)取引所大手クラーケン(Kraken)が、株式取引を開始する計画を立てていることがわかった。ブルームバーグが先月報じた。

報道によると、クラーケンは英国株式の売買に必要な認可をすでに取得しているという。米国でも、金融業界規制当局(FINRA)にブローカーディーラーライセンスを申請し、現在は承認待ちとなっているようだ。

2011年に設立されたクラーケンは暗号資産取引所として大手に成長した。今回クラーケンは「資産を多様化する」という当初の目的に沿って株式取引を始める模様だ。計画に詳しい関係者によれば、クラーケンは来年には株式取引を開始することを目標にしているという。

クラーケンの広報部は「憶測についてコメントすることはできない」と述べた上で、「我々は暗号資産の世界的な導入を促進する方法を常に模索している。クライアントが安全かつシームレスにアクセスできるよう、サービスの拡充と強化を引き続き目指す」とコメントを残した。

クラーケンが株式取引に参入すれば、株式と暗号資産取引サービスを提供しているロビンフッド(Robinhood)やパブリック・ドットコム(Public.com)が競合となる。そのため、今後両社の動きが活発化することも予想される。

クラーケンは欧州での事業拡大に焦点を当てている。先日には、アイルランド中央銀行からEU電子マネー機関ライセンスを取得。また、スペイン銀行からも暗号資産サービスプロバイダーライセンスを取得した。

今後も欧州での顧客獲得を念頭に動きを強めていくものとみられ、株式取引が実現されればクラーケンの存在感が一層厚みを増すものと考えられる。

参考:ブルームバーグ
画像:Shutterstock

里見 晃