博報堂キースリーは9日、企業と顧客の共創型商品開発ソリューションとして「新!商品開発」の提供を開始したと発表した。これにより、企業はあたらしい調査・商品開発の手法やロイヤル顧客とのエンゲージメント施策として、本サービスを活用することができると説明している。
発表によると、「新!商品開発」では複数の個別ソリューションを提供する予定。日本発のパブリックブロックチェーンであるアスターネットワーク(AstarNetwork)上でゲーム開発を行うAstarGamesや、DAOの推進を図るガイアックスと連携したソリューションを展開するとしている。
博報堂キースリーは急速なテクノロジーの進化やライフスタイルの変化により、今まで以上に企業が提供するサービス・プロダクトのライフサイクルが短命化しつつあると指摘する。また、企業が商品・サービスを開発し、生活者が消費するといった一方通行の経済活動にも変化の兆しが訪れていると述べる。
こうした情勢を踏まえ、博報堂キースリーではこれからのWeb3.0時代で「企業と生活者が共創して商品・サービスを開発し、共に販売していく時代になる」と考え、それを企業活動のなかに実装していくためのソリューションを開発したという。
本ソリューションを活用し、アイデア開発から調査、コンセプト策定、商品開発、リリース・販売、といった商品開発プロセスに顧客を巻き込んでいくことで、より社会や生活者のニーズを汲み取った事業・商品を開発していくことが可能だと説明する。
また、マーケティングや販促施策といったリリース・販売以降のプロセスに関しても、顧客を巻き込んでいくことにより、より効果的な施策を展開することができるとした。

▶︎「新!商品開発」のイメージ
なお、「新!商品開発」の第1弾となるAstarGamesのソリューションでは、同社の Web3.0サービス・ゲームの設計・開発・運用経験を活かしたあたらしい商品開発DAOソリューションの提供を予定しているという。
このソリューションを活用し、商品開発にゲーミフィケーションの要素を取り入れることで、顧客が楽しみながら商品開発に参加できる体験を提供するとしている。
また、第2弾となるガイアックスでは、商品開発DAOに興味を持つ企業に対してコンサル&オンボーディングサービスを提供する。
マーケティング・事業戦略の設計から、プロジェクトの策定、PoC施策のプランニングまで、商品開発DAOを導入したい企業のオンボーディングを支援するという。
博報堂キースリーは昨年12月に博報堂とアスターネットワーク・ファウンダーの渡辺創太氏が共に立ち上げた企業。今年3月には、企業向けウォレットサービスとして「wappa(ワッパ)」の提供を開始した。
その後、カルビーらがwappaを活用したあらたな体験プログラム「NFTチップスキャンペーン」を行っている。
参考:発表
画像:博報堂キースリー