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【NEWS】DEA、東電PGらとMOUを締結 社会貢献型ゲームを2024年にローンチへ

Iolite 編集部
2023/07/24

シンガポールに拠点を置くNFTゲーム開発・運用企業のDEA(Digital Entertainment Asset Pte.Ltd)と東電PG(東京電力パワーグリッド)、GGG(Greenway Grid Global Pte.Ltd)の3社は25日、電柱などの電力アセットを活用した参加型社会貢献コンテンツの検討に向けMOU(覚書)を締結したと発表した。

今回の覚書では、3社が持続可能な社会の実現を目指し、Web3.0の技術を活用して課題解決について検討を進めることを目的とする。

一連の取り組みは「Growth Rings Project」と名付けられ、「共に持続的な未来を創る」をコンセプトとして進められる。その取り組みの第1弾として、社会貢献型ゲームがリリースされる見込みだ。

開発及び提供が検討されているコンテンツのタイトルは、「ぼくとわたしの電柱合戦 電柱ガールと鉄塔ボーイ(仮)」で、2024年初頭にテストバージョンの試験運用開始を目指す。

ゲームの内容は、東電が保有する600万本もの電柱や鉄塔などのインフラ設備に関する異常発見など、保守活動に協力することでトークンを獲得できるというもの。あわせて、電力アセットNFTを活用することでよりゲームを楽しむことができる仕組みなども検討しているという。ゲームはDEA社のGameFiプラットフォーム「PlayMining」でローンチされる予定だ。

GGGのイノベーションマネージャーである鬼頭和希氏は記者会見で、本取り組みについて「唯一無二のものだ」と述べ、「これまでのDEA社の取り組みやビジョンを鑑みて、一緒に進めるべきだと判断した」と語った。

また、DEAのFounder&Co-CEOである山田耕三氏は、「これまで電柱をみかけても何も思わなかった方々が、ゲームを通じて関心を持つかもしれない。世界的にみても圧倒的にあたらしい取り組みだ」と意気込みをみせた。

GGGは東電PG及び中部電力株式会社、ICMG Partnersの3社がシンガポールを拠点に設立した合弁会社。今年3月には、DEAと電力アセットNFTを活用したブロックチェーンゲームの検討に伴うMOUを締結している。

参考:発表
画像:Iolite

Iolite 編集部