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【NEWS】BITO先物ETFが記録更新 運用資産14億7,000万ドルに到達

里見 晃
2023/12/05

運用資産額が過去最高値更新

プロシェアーズ(ProShares)のビットコイン先物ETF「BITO」が、運用資産(AUM)の記録を更新した。運用資産は14億7,000万ドル(約2,150億円)に達し、2021年12月以来の最高水準となった。

上昇の背景にはビットコイン現物ETFを巡る承認への期待感がある。

プロシェアーズのストラテジストであるシメオン・ハイマン(Simeon Hyman)氏は、BITOに対する投資家の需要は依然として強いとした上で、「これはビットコイン(BTC)のリターンを狙うための、身近でアクセスしやすく、規制された方法に対する需要を物語っている」と述べた。

また、同氏は「BITOの設立以来、1日平均1億6,000万ドル(約240億円)の取引高は、米国の全ETFの上位5%に入る」と付け加えた。


▶︎BITOのビットコイン保有高(引用元:プロシェアーズ)


ほかのビットコイン先物ETFとは異なり、BITOはビットコインの現物価格を厳密に追跡しているため、投資家の間でその魅力が高まっていると指摘した。

投資家達は6月に1週間で6,500万ドル(約95億円)の資金を投じたという。これは過去1年間で最大の流入額となり、4月に記録していた2023年の最高額となる4,000万ドル(約58億円)を上回った。


ビットコインを巡り広がる楽観論


近頃、ビットコインに対する楽観論が広まっている。

Ychartsのデータによると、グレースケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)が取引されていた割引率は、ファンドの純資産価値(NAV)と比較して最高水準の8.09%まで引き下げられ、2021年7月以来の低水準であるという。同ETFは2021年2月から割引価格で取引されており、昨年12月には50%近い過去最低値を記録した。

市場価値の上昇もBITOの運用資産増加に影響している。記事執筆時点でビットコインの価格は44,000ドル(約638万円)で、この1年間で約160%上昇している。

ビットコインの価格上昇要因としては、来年1月にも承認されるとの見方が広がっているビットコイン現物ETFの存在があるが、ほかにも4月頃に訪れる半減期もあげられる。

スタンダードチャータード銀行のアナリストは、「すべてが期待通りに機能している。ビットコインの優位性は続いており、世界のデジタル資産時価総額は、4月の45%から50%に増加した」と述べた。また、ビットコイン価格が2024年末までに10万ドル(約1,460万円)に達するとの見方を示した上で、年内中に5万ドル(約728万円)まで上昇すると予想した。

参考:レポート
画像:Shutterstock


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