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金融・経済NFT

ポケカも扱う「トレカNFT」で約2,500億円が動いた──そしてカードが借入の担保に

2026/10/30 14:00(2026/10/30 15:46 更新)

尾藤トレ夫

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ポケカも扱う「トレカNFT」で約2,500億円が動いた──そしてカードが借入の担保に
目次
  1. 30周年を迎えたポケカ、1枚で約1,650万ドル
  2. 130,000枚超をNFTにしたCollector Crypt
  3. 約2,500億円の中心にある「ランダムパック」
  4. 金庫を共有し、売り場は別の会社が作る
  5. カードを売らずにUSDCを借りる
  6. 取引量が多くても、担保が売れるとは限らない
  7. 次に問われるのは、カードの「換金力」

ポケモンカードなどをNFTとして扱う海外サービスで、累計16億ドル超、日本円で約2,500億円に相当する取引が報告されています。紙のカードを保管庫に預け、ブロックチェーン上で売買できる仕組みです。さらに、そのNFTを担保に米ドル連動型ステーブルコインのUSDCを借りるサービスまで登場しました。

ところが、この約2,500億円の多くを動かしているのは、コレクター同士の通常のカード売買ではありません。ランダムにカードがあたるパック商品の購入と買い戻しが、大きな取引量を生み出しています。

30周年を迎えたポケカ、1枚で約1,650万ドル

2026年10月20日、ポケモンカードゲームは30周年を迎えました。9月16日には記念拡張パック「30th CELEBRATION」が発売され、10月25日には幕張メッセ、10月31日と11月1日にはインテックス大阪で記念イベントが予定されています。

収集品としてのポケカを象徴するのが、2026年2月に行われた「ピカチュウ イラストレーター」のオークションです。ローガン・ポール氏が所有していたPSA最高評価「10」のカードが1,649万2,000ドルで落札され、ギネス世界記録によるとトレーディングカード全体のオークション最高額となりました。

高額なカードの売買では、真贋と状態を確かめるためにPSAなどの鑑定サービスが使われます。ケースに入ったカードには鑑定番号が付き、同じ絵柄のカードでも個体を区別できます。海外へ輸送するたびに保険や梱包、通関などの手間が発生するため、保管庫を利用した売買にも需要があります。

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