
今週のビットコインは、週半ばに81,000ドル台まで持ち直したものの、週後半には76,000ドル台まで下落した。米金融政策やAI投資の採算性への警戒が重荷となるなか、バイナンスで大規模な暗号資産流出が発覚。マクロ環境への警戒に業界固有のリスクが重なり、下値を探る1週間となった。
28日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では政策金利が据え置かれたが、インフレへの警戒は続いた。米ハイテク企業のAI投資負担や決算への懸念による株安も、BTCの重荷となった。
さらに、日本時間30日には、バイナンスから約63億ドルの暗号資産が流出したことが明らかとなった。同社は損失を全額補填する方針を示したが、取引所の安全性への懸念から暗号資産全般に売りが拡大。先物の強制清算も相次ぎ、市場心理の悪化が目立つ展開となった。
