マネックス証券で暗号資産アナリストを務める松嶋真倫 a.k.a まりんです。今回もビットコイン相場の振り返りと今後の相場展望について解説します。
2025年4月の騰落率

2025年4月のビットコインは、トランプ政権による強硬な関税措置に端を発した世界的なリスク資産の売りが影響し、一時は大幅に下落しました。ビットコインは約5ヵ月ぶりに1,100万円を割り込む場面もありましたが、米国が相互関税の上乗せ部分の発動を中国以外に対して一時停止すると発表したことで、買い戻しが進みました。
米中間の報復関税合戦が激化するなか、米国はトリプル安に見舞われましたが、ビットコインはドルヘッジの手段としての需要や、Strategy(旧MicroStrategy)などの企業による買い支えによって下値を維持しました。加えて、FRBのパウエル議長解任懸念の後退に伴う株高や、SEC新委員長の就任なども追い風となり、月末にはBTC=1,300万円台まで上昇しました。