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【NEWS】機関投資家の保有暗号資産、イーサリアムが1位に バイビットが調査
Shogo Kurobe
2024/02/29
機関投資家の期待があらわれた形
主要アルトコインの筆頭であるイーサリアム(ETH)が、機関投資家が最も保有する暗号資産(仮想通貨)であることがわかった。27日、海外暗号資産取引所バイビット(Bybit)がレポートを公開し明らかになった。
このレポートは投資家が保有している暗号資産の割合を示したものだ。
調査によれば、今年1月末時点で機関投資家が保有するビットコイン(BTC)は39.49%であったが、イーサリアムは39.82%と僅かながら上回った。
なお、個人投資家の保有暗号資産はステーブルコインが36.61%で最も多かった。この項目ではテザー(USDT)及びUSDコイン(USDC)の2種類のみが対象となっている。
さらに、個人投資家が次に保有する暗号資産は、イーサリアムやステーブルコインを除いたアルトコインで28.81%、ビットコインで23.17%となった。イーサリアムは11.41%にとどまっている。
大型アップデートと現物ETF実現に期待
レポートによれば、機関投資家によるイーサリアムの保有増は今月13日に実施される予定の大型アップデート・デンクン(Dencun)を見越したものであるという。
あわせて、期待が高まっている米国でのイーサリアム現物ETFの実現も要因になっているようだ。
イーサリアム現物ETFについては、多くのアナリストなどが今年中にも承認される可能性を指摘している。
参考:レポート
画像:Shutterstock
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