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暗号資産
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【NEWS】暗号資産支持の米マイアミ市長スアレス氏、大統領選へ出馬

Iolite 編集部
2023/06/14

米マイアミ市のフランシス・スアレス(Francis Suarez)市長は14日、2024年に行われる米大統領選の共和党指名候補者として立候補した。

スアレス氏は暗号資産(仮想通貨)を支持する人物として知られ、自身の給与をすべてビットコイン(BTC)で受け取る意向も示している。また、マイアミ市にマイニング企業を誘致する計画を明らかにしたほか、暗号資産の利活用にも取り組んでいた。

共和党ではすでに10人以上の主要候補がおり、スアレス氏は初の中南米候補となる。トランプ前大統領やフロリダ州のロン・デサンティス知事など有力候補がいるなか、自身と同じ中南米系を中心とした支持固めを狙う。

さらに、スアレス氏は前回の大統領選でトランプ氏の支持に否定的であったほか、デサンティス氏に対しても新型コロナウイルス対応等を巡って批判的な立場をとっていた。そのため、両者の批判層の受け皿として票の取り込みも目指すものとみられる。

現在、米国では暗号資産を取り巻く環境が一層厳しさを増している。こうした状況を踏まえ、先日には共和党議員らによってSEC(米証券取引委員会)のゲイリー・ゲンスラー(Gary Gensler)委員長の解任及び同組織の再編に関する法案が提出された。

なお、現在の議会勢力を踏まえれば法案の可決には民主党の協力が不可欠であり、見通しは立っていない。

参考:発表

画像:Shutterstock

Iolite 編集部