──現状のWeb3.0領域をどのように捉えていますか?
三瀬修平(以下、三瀬):Web3.0領域という言葉ができたこと自体、2008年10月のサトシナカモトの論文以降、技術の発展や世間の認知度も含め確実に発展を遂げていることの証明だと思っています。シンプルな価値保存の手段だったビットコインに続き、イーサリアムが生まれたことでトークンやNFTなどを通して同じ価値を共有する人々が独自の経済圏をつくれる基盤が構築されました。
しかし、依然としてマスアダプションには時間がかかると考えております。技術基盤がまだまだ不十分であること、技術をビジネスに適用するための知見が足りていないこと、またそれを支える法律の整備が追いついていないことなどがその原因だと考えています。
キラーコンテンツや独自経済圏を作るだけの熱狂を生み出すサービスを作ること、さらにそれをサポートする法整備、また良いプロジェクトを見極めるユーザーの目を肥やしていくことが必要であるため、まだ時間がかかるものと考えています。