──現状のWeb3.0領域をどのように捉えていますか?
酒井勇也(以下、酒井):Web3.0の最大の魅力は、インターオペラビリティであると考えています。ブロックチェーンという技術を活用することで、サービス間でのデータの相互利用がとても簡単になり、より便利で効率的な事業開発が可能になります。ここにトークンエコシステムを活用することで、ユーザーやエコシステムの参加者に対して、サービスが成長することによるインセンティブを構築し、事業成長をスピードアップさせることが可能であると考えています。
また、Web3.0業界は今から成長期に入ってくると考えています。インフラ領域が一旦整備され、ウォレットやガス代といったWeb3.0独特の複雑なUXは解決されつつあります。これからはどれだけ、便利で楽しく、生活を豊かにするアプリケーションが生まれてくるかがWeb3.0のマスアダプションのポイントになると考えています。
一方、課題感として、まだまだ人材が足りていません。エンジニアだけでなく、ブロックチェーンの特徴を活かしたプロダクトを設計できるPdMや、ビジネスを設計できるBizDevも不足しています。これは、まだまだWeb3.0の理解が進んでいないという点に起因していると考えています。Web2.0サービスの開発経験はWeb3.0領域でも役立つことが多く、多くの人材が流れてくることを期待します。