パブリックセール2分で完売の大人気NFTプロジェクト"NeoTokyoPunks"のクリエイター兼ファウンダーNIKO氏とRepezen Foxx記念NFTプロデューサーYuu氏。2名のプロフェッショナルによるNFT動向予測。
——今年のNFTに必要となるテーマ
NIKO:今年は各事業者やスタートアップが、どのようにNFTとフィジカルを紐づけるかがテーマになりそうです。また大企業が参入することにより、今までNFTを触っていなかった広い層にリーチしていくことも考えられます。
Yuu:僕もNFTとフィジカルの融合については同意します。今後想定される状況を鑑みると、皆さん同じような取り組みを始めていますよね。
NIKO:企業とのコラボもテーマとなるでしょうね。企業がレバレッジを効かせて行う大規模な開発は、自分たちでは難しいですからその技術を使わせていただいたりすることで勉強にもなります。
Yuu:プロジェクト側もコラボに関して前向きです。NFTプロジェクトに携わらせていただいた経験からいうと、企業さんはNFTをやってはみたいけど、どうしていいのかわからないと思っているのではないかと。
その点はNIKOさんが1番良く知っているのかなと思うのですが、どういう感覚を持っていますか?
NIKO:今までやってきた肌感では、Yuuさんのいうように、NFT関連事業への取り組み方がわからないため、私たちの知見を借りたいという部分はあるのかなと思います。
それとユーザー数に関する見方でも認識の違いがあります。大企業は既存事業の広告予算との兼ね合いで取り組みます。NFTの数千規模のホルダーは、必ずしも既存企業が所持している数千名のデータと同様に機能するとはいえません。