最近になって、日本企業が開発したブロックチェーンゲームが次々とリリースされている。『QAQA』、『De:Lithe Last Memories』、『Community Wars』も日本企業や日本発の企業が開発したブロックチェーンゲームである。これらのタイトルの特徴は、ブロックチェーンゲームであることをまったく意識しなくても、従来のゲームをプレイするように楽しめるという点。
最終的にゲーム内で獲得したポイントを暗号資産に交換する時以外は、ウォレットやブロックチェーンなどの専門用語をまったく理解していなくても問題はない。海外企業のブロックチェーンゲームよりもはるかにユーザーフレンドリーで、Web3.0初心者にも易しい点が特徴となっている。
1.QAQA ユーザー投稿型の縦型ショート動画クイズアプリ
株式会社BLOCKSMITH&Co.の新作ブロックチェーンゲーム。縦型ショート動画のクイズに解答するか、ユーザーが自らクイズ動画を投稿することで「CHIP」というゲーム内ポイントを獲得できる。ゆくゆくはたまった「CHIP」を暗号資産である「BLQS」に交換したり、日本円やビットコインにも交換可能となる予定だ。
今後は、NFTを利用してイベントで有利になり、ランキングをあげて報酬量を増やすチャンスが増えるなど、さまざまな機能が追加される予定となっている。
2.De:Lithe Last Memories 少女たちを育成して戦うローグライクRPG
累計ダウンロード数900万突破のオンラインRPG『De:Lithe~忘却の真王と盟約の天使~』の続編となる新作ブロックチェーンゲーム。プレイヤーは崩壊した東京を取り戻すために「ドール部隊」の少女たちを操作してダンジョン攻略に挑む。豪華声優陣によるキャラクターボイス、各キャラごとのオリジナル楽曲やストーリーも魅力の1つ。
ダンジョンに挑むことで稀にドロップする宝箱から、暗号資産「GEEK」と交換可能な「xGEEK」を獲得できるようになっている。
3.Community Wars コミュニティ間で競い合う新感覚タワーディフェンス
ユニットを召喚して拠点を防衛する、タワーディフェンス型のブロックチェーンゲーム。プレイヤーはシーズン毎に用意されたコミュニティのいずれかに所属し、仲間と協力して優勝を目指す。
勝利コミュニティの所属プレイヤーには最終的な「コミュニティ順位」に応じて豪華報酬が贈られるようになっており、報酬ポイントはゲーム内アイテムの購入や暗号資産「DEP」への交換に利用可能。シーズン1は8月29日から9月20日にかけて開催されている。
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