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これからの暗号資産投資はポイント活用が超おトク!? おすすめ3選を紹介

2024/10/01Iolite 編集部
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これからの暗号資産投資はポイント活用が超おトク!? おすすめ3選を紹介

ポイント事業者や証券会社が積極的にクリプト連携を推奨

もはや、第2の通貨といっても過言ではないほど、定着した各社ポイント経済圏。キャッシュレス決済を利用したことがある人の割合が6割を超えるようになった(『2024年1月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査』2024年3月MMD研究所調べ)現在において、ポイントの利率を意識した買い物や節約術というのは、あたり前のように活用される。

ところで近年、各種ポイント事業者が暗号資産業界に進出してきているのをご存知だろうか。貯蓄されているポイントは、現預金に比べると消費者は気軽に利用するというというデータもあるため、ポイントを利用してもらうことで、暗号資産に触れる心理的なハードルをさげたいという狙いだ。

暗号資産初心者に向けたサービスということで、各社ともに手続きを簡略化している上、なかにはほとんどノーリスクで資産運用を行えるサービスもある。また、企業によってはビットコインだけではなくイーサリアムやXRPに交換することも可能だ。これまで、ポイントの利活用というと、各種商品券への交換やECサイトでの売買で使うという手法が一般的だったが、これからは、ポイントを暗号資産で運用してさらに増やすといった選択肢も含まれていくかもしれない。

特に注目すべきなのが、証券会社が付与しているポイントを利用した暗号資産の購入サービスである。証券会社やクレジットカードなどで付与されるポイントを、買い物の補填以外で使用したことのある人は、ほとんどいないのではないだろうか。証券会社としてはそうしたポイントを、再度自社内の暗号資産購入にあててもらうことで、ユーザーに暗号資産もアセットクラスであると認知させたい心構えなのだろう。

このように各社が暗号資産への導線を整備し始めているということは、暗号資産がこれからのあたらしい市場であると国内で認知が進んだとみて間違いない。これから暗号資産を購入したいという方は、たまっているポイントをひとまず利用してはいかがだろうか。

ビットコインを持っている感覚を疑似体験

楽天PointClubには、「ポイントビットコイン」というサービスがあることをご存知だろうか。このサービスでは、手持ちの楽天ポイントを預けると疑似的なビットコインとみなされ、以降、ビットコイン価格に連動して楽天ポイントが増減するという仕組みだ。

実際にビットコインを購入しているわけではないので、購入に際して手数料を取られることはなく、価格の上昇にあわせて楽天ポイントが増えたとしても、楽天がサービスとしてポイントを付与したというだけなので、所得とはみなされない。すなわち所持している分には、税金がかかることもない。

増加したポイントは、楽天ポイントとして引き出すことも可能だ。ポイントを引き出して、買い物を行った場合は、経済利益とみなされ課税対象となる可能性もあるが、一時所得の特別控除枠内に収まるだろうから気にする必要はないだろう。

「ポイントビットコイン」は、楽天ポイント100ポイントから運用ができる。楽天マーケットで買い物の際、100ポイントくらいの端数ポイントが出ることは誰しも経験があるだろう。こうした端数ポイントを預けてみて、ビットコインの値動きを体験してみることができる。

引き出しは30ポイント単位から行えるので、預けた額で30ポイント以上の利益が出たら、その都度引き出しておくといった、極小の運用も可能。きわめて低リスクで運用体験を行えるのだ。

Column

暗号資産による収益は、雑所得として税法上処理することになっている。そのため、サラリーマンであれば、暗号資産取引で得た所得とそのほか雑所得を合計して、20万円を超えた場合は、確定申告を行い税金を納める義務がある。雑所得は、副業から生じた所得や、年金、公営ギャンブルの勝ち額なども関わってくるので、意外とこの額は超えてしまいがちだ。だが、企業から付与されたポイントは「一時所得」に区分されてこちらは使用時まで課税されない。

Point

ポイントなので保持しておくだけなら、非課税。かつ、使用したとしても50万円を超えるまでは控除対象となるので、確定申告がほとんど必要ない

近所のTSUTAYAが閉店⁉それなら暗号資産に変更を

サブスクリプションの音楽・動画配信サービスが一般化したことによって、レンタルビデオ店が激減している。皆さんの近所にあった、青春のレンタル店も、密かに店を畳んでしまっているのではないだろうか。そうなると困るのが、ためにためたVポイント(旧Tポイント)の使い道だ。

ポイント事業者としては、国内で最古参に近い同社だけあり、公式サイトをみるとかなりいろいろなお店で使えることはわかっているのだが、それらのお店は独自のポイントサービスを展開していたり、別のポイントも使用できたりするため、どうしてもVポイントをためるのを忘れがちになってしまう。

失効前に有効な使い方はないだろうか。そんな方におすすめなのが、Vポイントをビットコインに交換してしまう方法だ。実はVポイントはbitFlyerと提携しており、bitFlyerにアカウントがあれば、Vポイントを使ってビットコインを購入することが可能なのだ。ちなみにVポイント100ポイントから、ビットコインを購入することができる。

本サービスの面白い点は、500円以上のビットコイン決済を行うと、Vポイントに還元されるということだ。Vポイントを暗号資産に変えたのち、暗号資産の決済でVポイントをためるという還流を考えた設計になっている。

最も、ポイント交換率の点では難点もある。Vポイントは原則1ポイント=1円換算で利用できるわけだが、100ポイントでは85円相当のビットコインという交換レートになる。500円相当のビットコインを購入するには、589円相当のVポイントが必要となるのだ。589円相当のVポイントを使った買い物で、戻ってくるのは1Vポイント。通常の店舗でVポイントをためていた時は100円で1ポイント相当の還元率であったことを思い出すと、やはり交換レートは不利に感じてしまう。

ただし今回紹介している方法は、眠らせているだけのポイントの活用法である。Vポイントの有効期限は最終利用日から1年間。SMBCのクレジットカードなどで、公共料金を自動引き落とししていると、自動でTポイントも更新されるが、旧Tポイントの使い道を見失っている人は、覚えておいて損はないだろう。

証券投資を始めている人は暗号資産も加えませんか?

国内大手の証券会社であるマネックスグループには、マネックスポイントというサービスがある。このポイントは、マネックス証券で各種投資信託を購入し保有を続けていたり、マネックスカードを利用したりすることで、自然とたまっていく。これまでマネックスポイントは、各種株式取引の手数料や、投資信託の買い付けに使えたほか、国内大手ポイント事業者のポイントへ交換することもできる。マネックスの利用者から、かなり好評のサービスだ。

実はこのポイントを利用して、暗号資産を購入できることをご存知だろうか。マネックスグループには暗号資産取引所であるCoincheckがある。マネックスポイントを使えばこのCoincheckを通じて、ビットコインのほか、イーサリアム、XRPとの交換を行うことができる。

銘柄をみてもらえばわかる通り、暗号資産としては大手の、比較的安定した通貨ばかりだ。これは、マネックスグループが投資家に対して、お試しとして暗号資産を購入してもらい、暗号資産投資に興味を持ってもらいたいと考えているからだ。交換単位も200マネックスポイント(1マネックスポイント=1円相当)からとなっており、かなり少額からスタートできるようになっていることからも、暗号資産に触れてほしいというマネックスグループの狙いが透けてみえる。

マネックス証券によると、Amazonポイントへの交換など、ほかのサービスと比較すると、暗号資産への交換はまだ低調だということだ。しかし、証券取引を行っている投資家の方は、マネックスポイントも多くたまっているだろう。そのポイントの一部をあぶく銭だと考えて、とりあえず暗号資産購入にあててみることに、損はないだろう。

たしかにほかの暗号資産と比較すると安定した3銘柄ではあるが、それでもボラティリティはほかの証券商品に比べればはるかに大きく、短期的には利益が出る可能性もある。元手がポイントと考えれば、気楽に投資を始められるのではないだろうか。

難点は、利用するにはマネックスグループのいずれかのサービスを利用することが必要ということだろうか。

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