人類が見出した「お金」の正体 貨幣の誕生から暗号資産まで——

2024/12/04 18:53 (2025/08/01 18:07 更新)
Iolite 編集部
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人類が見出した「お金」の正体 貨幣の誕生から暗号資産まで——

譲渡できない石の貨幣が示した可能性

マンガなどで原始人が担いで持ち運ぶ巨大な石の貨幣をみたことはないだろうか。あの貨幣は実在する。場所は、ミクロネシア連邦のヤップ島。この島は19世紀になっても周辺の島々との交流もほとんどなく、島民は極めて原始的な社会のなかで生活していた。

そのため、19世紀末から20世紀初頭にかけて、原始の人類社会を観察できる貴重なサンプルとして多くの学者が調査に訪れた。彼らが目にしたのが、巨大でとても持ち運べそうにない石の貨幣「フェイ」だ。

直径は30cmくらいのものから3m近くになるものまでがあり、大きい物は重さ1tを超える。フェイの特徴はわざわざ遠い島から切り出され運ばれていたということと、重すぎるため通常の貨幣のように持ち運ばないということだ。この貨幣で売買を行ったとしても相手にわたすことがなく、家の前や道端に放置されていた。

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