ヴィタリック・ブテリン氏は、ロシア系カナダ人プログラマー。幼い頃より数学とプログラミングに非凡な才能を発揮していた。そんな彼が、熱中していたのが、オンラインゲームの『World of Warcraft』。
ところがある日、彼が必死に育てていたキャラクターが大幅なNerf調整※1をされてしまったのだ。彼はこの出来事をきっかけに、中央管理者が独断で差配してしまう在り様に絶望し、ゲームをやめてしまった。
2011年、17歳になったブテリン氏は、父親から紹介されビットコイン(BTC)を知る。ブテリン少年は、自身でBTCについて調べ始め、中央管理者不在のWebの魅力を知る。インターネット上にビットコインに関する記事を執筆したところ、この記事がミハイ・アリジー氏(現・Akasha※2創業者)の目にとどまり、『Bitcoin Magazine』を立ち上げた。
翌年、ブテリン氏はウォータールー大学に進学するもすぐに中退を決意。ブロックチェーンを暗号資産の発行以外に使用する構想をまとめ始める。2013年、ブテリン氏は友人らにホワイトペーパーを送付。この構想は、人づてに広がり賛同者を獲得。約15億円もの資金調達に成功した。
こうして、本格的な開発が始まり、2015年7月に世界初のスマートコントラクトプラットフォームであるイーサリアムは誕生した。