──昨年、メルコインのユーザー数が国内1位となったことが大きく報道されました。この増加速度は想定されていましたか?
中村奎太(以下、中村):2024年12月時点で『メルコイン』のユーザー数は300万人を超えました。2023年3月から想定以上のユーザーが獲得でき、今もそのペースは衰えていません。
最大の要因は、ユーザーにとっての障壁を取り除いたことにあるでしょう。リリース前からUXリサーチ※1を行い、ユーザーが気軽に取引を始められるサービスを目指しました。既存のサービスとして『メルカリ』がある点も大きく、「ビットコインを始めたい」というお客様以外へ、メルカリの売上金のあたらしい使い方として提案できています。
──先日、メルカリ上でのNFT※1販売も開始されました。ユーザーからの反応はいかがでしょう?
中村:2025年1月下旬にNFTマーケットプレイス『メルカリNFT』を開始しました。リリースから大きな反響をいただき、NFTの売上は好調です。NFTマーケットが冷え込んでいるなか、本来のトラクションが発揮できなかったプロジェクトも掘り起こされている状況で、我々が目指した“ディグる”体験を実感してもらえているなと感じています。
※1 UXリサーチ:ユーザーの行動や心理を調査して改善や開発を行う手法
※2 NFT:代替可能性がない唯一無二のデータのこと