──2025年のWeb3.0領域の展望について、お考えをお聞かせください。
平田路依(以下、ロイ):「そもそもWeb3.0とは何か?」。2025年はそれを再認識する年になると思っています。ブロックチェーン技術はツールであり、Web3.0はそのツールが生み出すあたらしいインターネットの形と考えています。実用レベルで耐えうる性能の良いブロックチェーンが市場に出てきたなかで、今後は性能よりもブロックチェーンの使い方、つまりユースケースが今まで以上に大切な1年になると思います。
──大型アップグレード「Avalanche9000」により、これまで以上に開発者などがアバランチを活用してプロジェクトを立ち上げやすくなりました。これによりアバランチにはどのような影響がみられ、今後どのような展開が訪れると思いますか?
ロイ:Avalanche9000はマスアダプションに関わるさまざまな要素が盛り込まれた大規模アップデートです。アバランチで立ち上げることができる独自レイヤー1ブロックチェーンの独立化、いわゆるエンタープライズや政府が積極的に利用できるようなノード要件への変更、またパブリックチェーンのガス代をおよそ1/100にするなど、事業者やユーザーにとって大事なニーズに積極的にインフラが対応するものです。