──KlimaDAO JAPAN株式会社の事業内容と現在の取り組みを教えてください。
濱田翔平(以下、濱田):KlimaDAOは2021年に設立されたDAOで、ブロックチェーン技術を活用したカーボンクレジットのトークン化を推進しています。KlimaDAO JAPANは私が2023年4月よりKlimaDAOのコントリビューターとして活動してきたなかで、日本での取り組みが評価され、同年10月に設立しました。
現在は「気候変動対策の民主化」をミッションに掲げ、日本市場でのクレジット取引の透明性向上と流動性拡大を目指しています。
──現状のカーボンクレジット市場が抱える問題はどこにあると考えていますか?
濱田:カーボンクレジット市場の課題として、取引の透明性が低い、流動性が乏しい、手続きが煩雑である、という3点があげられます。
取引履歴の不透明さによるダブルカウント(二重計上)のリスク、売り手と買い手のマッチングが困難な点、手続きの複雑さが市場の成長を阻んでいます。