大学生たちが生み出したサービスが世界を驚かせた例として真っ先にあがるMeta社(旧・Facebook)。創業者マーク・ザッカーバーグ氏らの内情は映画化もされ、多くの人が知るが、そもそもザッカーバーグ氏は、何を心がけ起業に臨んでいたのだろうか。
Meta Platforms, Inc. (旧称: Facebook, Inc.)の創業者兼会長兼CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は、ハーバード大学在学中に仲間らとともにFacebookを立ち上げ、同大学を中退していることはよく知られている。その波乱万丈な学生時代から成功に至るまでのエピソードは、方々でスキャンタラスに詰られているが、ザッカーバーグ氏本人がさまざまなインタビューや講演会で、学生起業のコツについて語っていることは、日本ではあまり報道されていない。そこでここでは、ザッカーバーグ流「学生起業のコツ」を5つのポイントに絞って紹介しようと思う。
そもそもFacebookはハーバード大学を含むいくつかの大学の学生同士が交流するための場として提供された。ザッカーバーグ氏は、学生が抱えていた問題や悩みを解決するためにFacebookというプロダクトを生み出し、そうした観点から改良を繰り返したと語っている。当時学生だったザッカーバーグ氏は、自分が理解でき、情熱を捧げられる分野の問題を洗い出すことから始めている。
ハーバード大学くらいの権威ある大学であれば、入った時点で将来は約束されている。だが、ザッカーバーグ氏は本質的に学生らが関係性に飢えており、「関係性を構築しづらいハーバードの学生たちをつなげること」に価値が生じることを見逃さなかった。