サマリ
1.NFT・DAOを活用し「デジタル県民」で関係人口を拡大
山梨県はNFTやDAOを活用した「デジタル県民」制度の研究を進め、地域外の人々も巻き込みながら、あらたな関係人口の創出を目指している。リアルとデジタルの住民が相互にかかわることで、地域施策や価値創出のあらたなモデル構築が進められている。
2.Web3.0で地域ブランドと産業を共創型で発信
NFTプロジェクト「NEO TOKYO PUNKS」との連携やメタバース展示などを通じて、山梨の水素エネルギーなど先進産業や地域資源を発信している。コミュニティ参加型のコンテンツ制作により、共感と拡散を生むあたらしいプロモーション手法が実践。
3.エネルギー・観光にも展開し、持続可能な地域モデルへ
ブロックチェーンを活用した再生可能エネルギーの可視化や、NFTによる観光施策(デジタルお守りなど)を展開している。Web3.0技術を地域産業や文化と融合させることで、持続可能で透明性の高い地域経済の実現を目指している。
日本列島の中央付近に位置し、富士山や南アルプス、八ヶ岳などの山々に囲まれた山梨県。日照時間の長さや大きな寒暖差といった気候条件を活かした、ブドウやモモ、サクランボなどの果物生産が盛んだ。
「甲州ワイン」の産地としてのイメージが定着している人も多いだろう。また、戦国武将・武田信玄公の故郷としても知られ、ゆかりの史跡や、武田家滅亡後の歴史を今に伝える建造物が数多く残る。そんな山梨では近年、これまで十分に知られてこなかった地域資源の魅力をWeb3.0の技術と融合させ、全国へ発信する取り組みが進んでいる。