サマリ 1.Neuralinkと人間拡張の未来
米Neuralink社は脳インプラントの量産を計画しており、医療目的の回復だけでなく、将来的なAIとの共生を見据えた人間機能の拡張を目指している。脳とコンピュータを直接接続し、進化するAIに人間が対抗するためのあらたなインフラ構築が始まる。
2.本命とされる脳データビジネス
BMI技術の本質は、アプリ単体ではなく、人間の生態データを活用した脳データビジネスにあり。無意識の認知バイアスを解析することで、超高精度なマーケティングや、逆に不利な取引を防止する防衛システムへの応用などが期待される。
3.日本の「回復」思想と市場展開
日本のBMI開発は、欧米の人間拡張とは異なり、超高齢社会に対応する「回復」や「非侵襲型技術」を重視。厳しい倫理規制のなかで、大企業の異業種参入などを通じた軽量ブレインテックという独自のビジネス構造が形成されつつある。
今から10年前。義足の幅跳び選手が、健常者の記録を超えて人体のあらたな可能性も提示した。人間の身体機能を機械に置き換えて人体機能の拡張を図るとなると、ある年代にとっては士郎正宗原作の作品『攻殻機動隊』で描かれた未来を彷彿とさせる。
「企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても、国家や民族が消えてなくなる程情報化されていない近未来」において、人体を機械化し、意識をネットワーク上にアップロードする未来描写は、1989年に考えられたとは思えないほど鮮烈で、未だ古臭さを感じない。
2026年7月からは、新作テレビアニメも始まることが決まっており、そのカルト的な人気はまったく衰えることを知らない。
『攻殻機動隊THE GHOST IN THE SHELL』
放送日:2026年7月 カンテレ・フジテレビ系全国ネット"火アニバル!!"枠にて毎週火曜夜11時放送開始予定
作品概要
情報ネットワークとサイボーグ技術が高度に発達した近未来。電脳犯罪に立ち向かう全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる特殊部隊の活躍を描くサイバーパンクSFの金字塔がテレビアニメに帰ってくる。今回は、1989年に士郎正宗が発表した原作漫画『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』に近いビジュアルを再現し、新旧ファンから注目を集めている。