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「WHITE SCORPION」の軌跡—— 本誌独占取材で明かされる新世代アイドル

2024/02/04Iolite 編集部
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「WHITE SCORPION」の軌跡—— 本誌独占取材で明かされる新世代アイドル

「アイドル×Web3.0」最先端

2023年10月、次世代を担うあらたな女性アイドルグループが誕生した。彼女たちの名は「WHITE SCORPION(ホワイトスコーピオン)」。

この名前には「純真さ」「誠実さ」を持ちながらも、「強さ」も兼ね備えているグループになってほしいという願いが込められている。


応募人数約1万人のオーディションを勝ち抜いた彼女たちに対する期待感は早くも高まっている。12月7日にリリースされたデビュー曲「眼差しSniper」は、YouTubeにおいてわずか1ヵ月ほどで400万回もの再生数を記録(1月9日時点)。

そして1月7日にリリースされた2ndシングル「コヨーテが鳴いている」も好調な滑り出しをみせるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いをみせている。WHITE SCORPIONは今後も1ヵ月に1度のペースで新曲を発表していく予定だ。

総合プロデュース、秋元康氏

今最も目が離せないアイドルグループといっても過言ではないWHITE SCORPIONは、「アイドルをアップデートする」をビジョンとして掲げる「IDOL3.0 PROJECT」を通じて生まれた。

IDOL3.0 PROJECTはブロックチェーンやメタバースといったWeb3.0の要素を活用した新規アイドルグループ創造プロジェクトとして昨年4月に本格始動した。

本プロジェクトはAKB48や乃木坂46等を手がけた秋元康氏が総合プロデューサーとして就任したことで大きな話題を呼んだ。

次世代技術との融合

IDOL3.0 PROJECTを手がけるのは金融領域への豊富なノウハウを持ったメンバーで構成されるオーバース社。プロジェクトの中核ともいえるユーティリティトークン・NIDTは国内4例目のIEO銘柄として注目を集め、過去の国内IEO事例としては最大規模となる10億円の資金調達に成功している。

NIDTは保有することで限定イベントの参加やライブチケットの当選確率優遇、そして投票権を得ることができるなど、推し活のツールとして重要な役割を担う。

Web3.0の要素を活かした取り組みとしては、NFTの活用もあげられる。すでにNIDTの保有者に対して限定NFTの配布を行うなど、従来のアイドルグループではなかなかみられなかった施策を形にしている。

ブロックチェーン上で発行することにより、NFTには「いつ入手したのか」「最初は誰の手に渡ったのか」などといった情報が記録される。これにより、過去に参加したイベントやどれほどの期間メンバーたちを応援してきたのかという推し活の“見える化”を図ることが可能となる。

先進的な取り組みを進めるIDOL3.0 PROJECTだが、このプロジェクトは当初より世界を見据えて動いている。

WHITE SCORPIONのメンバーを決めるオーディションも、“世界進出”という大きな目標を掲げて行われた。当然、WHITE SCORPIONには世界というビジョンに心惹かれたメンバーが集っている。そこで、本特集ではデビューから間もないWHITE SCORPIONのメンバーに独占インタビューを掲載。

ここでしかみられない彼女たちのあらたな一面を添えて、アイドルを目指すきっかけや今後の目標、そしてプロジェクトの核でもある“世界”に対する想いなどについて迫った。

また、IDOL3.0 PROJECTを手がけ、いわばWHITE SCORPIONの生みの親でもあるオーバース社の代表取締役である佐藤義仁氏にもインタビューを行った。IDOL3.0 PROJECTの立ち上げ経緯やプロジェクトの今後の展望、具体的な世界進出の時期やNIDTに関する施策等について新情報を語ってもらった。

History——

オーディションの1次選考は2023年4月4日からスタートした。IDOL3.0 PROJECTの本格スタートを告げる書類審査には約1万人の応募が集まるなど、オーディションは初期段階から高い注目度を誇っていた。

ちょうどこの時期にNIDTのIEO購入申し込みが開始され、結果的に国内IEOでは過去最大規模となる10億円超を調達した。

全国7都市での説明会を経て5月20日より2次選考が開始。以降、各会場での面接となる3次、4次選考が行われ、ここをクリアした候補者たちが、いよいよ公に姿をあらわすことになる。

8月5日、新星の誕生に向け熱気と期待感に包まれた会場で「IDOL3.0 PROJECT Final Stage進出者」がお披露目された。最終審査の位置付けで残った候補者は114名。

1万人という膨大な人数から絞り込まれた、いわゆる精鋭ともいえる。また、このイベントにはNIDTのIEO購入申込者のなかから抽選で選ばれた200名が招待されており、ある種IDOL3.0 PROJECTの名の下で集められたファンと候補者たちが初めて触れあう機会となった。

お披露目イベント終了後、114名の候補者たちは同日より始まる合宿審査にすぐさま向かった。ここでは8つのグループにわかれ審査が行われ、成果発表会で好成績を残したグループGが1位となり突破を決めた。

グループGには後に正式メンバーとなるCHOCO、HANNA、NICO、NAVIの4名がおり、レベルの高いチームであったことがうかがえる。

Final Stage:1stとして行われた合宿審査を突破したのは40名。その後、NIDT保有者による投票「ホワイトナイトシステム」により5名の合格者が追加され、計45名がFinal Stage:2ndに進んだ。

このFinal Stage:2ndで合格したのはホワイトナイトシステムによる追加合格者を含めた29名。熾烈な争いを勝ち抜いてきた候補者たちがファイナリストとして最後の舞台に立つ。

10月7日、運命の瞬間を見守ろうと会場には約1,000名が駆けつけた。合格者はこれまでの審査と違い、プロジェクト初期から支えてきたIEO購入申し込み者の投票によってすべてが決められる。

ファイナリストたちにとっても夢への切符を掴む最後の試練となることから、会場は緊張感に包まれていた。そして投票の結果、11名が合格。この瞬間、WHITE SCORPIONが誕生し、約半年に及ぶオーディションは幕を閉じた。

デビュー曲「眼差しSniper」は400万再生を突破

12月7日にリリースされたWHITE SCORPIONのデビュー曲「眼差しSniper」は瞬く間に多くの目に留まることとなった。「眼差しSniper」のMVはYouTubeにおいて400万再生を突破するなど、鮮烈なデビューを飾った格好だ。

高いポテンシャルを持つ彼女らはオーディション終了後からすぐさま多くのメディアに露出し、今もなお注目を集め続ける。

そんなWHITE SCORPIONの今後の展望として、注目すべきは新曲の毎月連続リリースだろう。

12月7日にデビュー曲を世に解き放ってからわずか1ヵ月となる今年1月7日に2ndシングル「コヨーテが鳴いている」をリリース。

さらに、2月7日には3rdシングルとして「非常手段」をリリースする予定であることも明らかにされた。IDOL3.0 PROJECTの核ともいえる“世界進出”に向け、まずは加速度的に楽曲を増やしていくこととなる。

各メンバーのインタビューにもあったように、彼女たちの多くはまず国内でのワンマンライブの開催を目下の目標としてあげている。

そのためにも、今年1年は精力的な楽曲リリースに加え、ファンとの交流を積極的に図っていくこととなりそうだ。そして2024年はIDOL3.0 PROJECT自体の注目度も熱を帯びそうだ。


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