デビュー1年目に地上波のレギュラーに抜擢
ファッションモデルとして多数のファッション誌に出演
ブランドプロデューサーというMAGGYの一面に迫る——
瞬きを忘れる緊張感と重圧

——ファッションモデルとしてファッション誌やメディアなど媒体を問わず活躍されていますが、現在では実業家としてもさまざまなことに挑戦されているようですね。改めて現在されている活動をお聞かせください。
マギー:現在はお世話になっていた事務所から独立して、自分の会社の経営をしています。スキンケアブランドのプロデュースをしたり、YouTubeではラグジュアリーを発信するというコンセプトで車や不動産の情報発信をしたりしています。
スキンケアブランドのLAPERICUM(ラペリカム)は来年2月にリニューアルして、さらにパワーアップした商品をリリースする予定です。
——16歳でファッションモデルとしてデビューし、同年にはフジテレビ"すぽると!"のレギュラーに抜擢されました。デビュー当初から前例のない抜擢やメディア露出について、苦悩や葛藤はありましたか?
マギー:突然デビューさせていただくことになったので、右も左も分からない状態で、それこそ瞬きを忘れるほどの緊張のなか、番組が始まったのを覚えています。
素人が突然連れてこられて、レッスンも何もないままデビュー。今思うと、目の前のことに必死でしたね。「もう辞めたい」といって泣き出したことも何度もありました。
当時の私は、普通の女子高生だった自分と、たくさん芸能のお仕事をいただく自分との、バランスを取ることができないまま大人になってしまっていた感じでした。

——感情の折り合いがつき始めたのはいつ頃からですか?
マギー:心のバランスが取れ始めたのは、デビューして10年くらいしてからです。16歳でデビューしてから、周りの期待に応えられるように、求められることをそのまま実行していた自分がいました。
テレビのお仕事ならこう、雑誌のお仕事ならこうすればいいといったように、周囲の方々が上手く組み立ててくれた道にずっと必死に乗っていた感じです。
今振り返れば、自分の思いを表現する間もなかったですね。その当時は今の仕事をやりきった後に、絶対にいいことがあるという気持ちを持って仕事をしていました。
みんなの求めているマギーをやり続けたら、きっといいことがあると。