2024年に入ってからは、バトルロイヤル型を始めとした“ゲームらしい”BCGが次々と発表・リリースされている。
BCGといえば、ゲーム性に乏しいものという印象を持たれがちだが、徐々にWeb2.0ゲームにも劣らないようなタイトルが充実していくことは間違いないだろう。
ただし、このようなゲームはプレイヤースキルが勝敗に直結し、トークン獲得量が変化する。
もちろんゲームがうまいプレイヤーにとっては良い話だが、投資という側面からみれば、スキルに自信がない層を遠ざけることにもなってしまうだろう。
そのため、今後もプレイヤースキルが関係ないタイトルも消滅することはないはずだ。
1.Aperion
シミュレーション+リアルタイム カードバトルの期待作
シンガポールのFooni Magus社が開発中のシミュレーション+リアルタイムカードバトルゲーム。シミュレーション部分はゴッドゲームと呼ばれるジャンルで、自らの惑星を発展させ、バトルが有利になるスキルなどの獲得を目指す。
バトルはリアルタイムのカードバトルになっており、緊迫感のある対戦が楽しめる。2月時点でバトル版をプレリリースしており、PCでプレイ可能になっている。なお、今後スマートフォンアプリ版もリリース予定とのこと。
2.MetaDOS
Web3.0版 バトルロイヤルゲーム
MetaDOSは、個性的なアビリティを持つキャラクターを操作して、ほかのプレイヤーと対戦するバトルロイヤルゲーム。イメージとしてはAPEXなどに近いようだ。
すでに公開されているゲーム画面からは、既存の人気作に劣らないグラフィックを備えて いることがみてとれる。2024年Q1にPC版のリリースが予定されており、リリース後は話題になること必至。賞金付きトーナメントの開催など、eスポーツとしての発展も目指しているようだ。
3.GasHero
あの「STEPN」開発企業の新作タイトル
日本でも大ヒットした『STEPN』開発企業による新作タイトル。主にヒーローを駆使してバトルするゲームだが、本作の肝はプ レイヤー同士が協力するギルド要素。
本作の世界はギルドや クランなどの5つの階層に別れており、それぞれの階層で勝利することで栄誉と報酬を獲得できる。
バトルやリアルな選挙を通じて、この世界の最上位者を決めるという実験的な仕組みになっている。一時はNFT購入のために初期投資数十万円が必要になるほど過熱した。
現在は再びクローズドβ版に戻っている。
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