AIが創るあたらしい世界 過熱感の増すAI領域の「今」

2024/07/28 18:56 (2025/08/08 19:05 更新)
Iolite 編集部
SHARE
  • sns-x-icon
  • sns-facebook-icon
  • sns-line-icon
AIが創るあたらしい世界 過熱感の増すAI領域の「今」

GPT-4oの登場はシンギュラリティの序章か——

Google I/O 2024で発表されたAI関連サービスの幅広い強化で競争激化。

2000年代後半から徐々に広まり始めた米ビッグテックを呼称するGAFAは、GAFAM、FANG、「MATANA(マタナ)」へと形を変えて、2024年にはMeta社がV字回復をしたこともあり、あらたに「M7(マグニフィセント・セブン)」という名称に行き着いた。

米国500社の株価を元に算出されるS&P500(Standard&Poor’s 500 Stock Index)の内、その時折にビッグテックと称される企業の時価総額の合計はS&P500全体の時価総額の約3割を占め、M7とそれ以外を指数にした場合、約5倍もの差が生まれるようだ。

なかでもあらたにM7と称されるようになったのが、テスラと「NVIDIA(エヌビディア)」。テスラは自動車のEV化が着実に進む過程でEVブランドを確立し、順調に販売台数を伸ばしている経緯がある。

NVIDIAが手がけるGPUは、主に画像やビデオ処理のための計算処理を高速化するために設計されたプロセッサであったが、近年では、機械学習やディープラーニングといったAI分野でも中心的な役割を果たすようになった。これらの計算には大量のデータを高速に処理する能力が求められ、GPUの並列処理能力が非常に有効に機能するという。

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

SHARE
  • sns-x-icon
  • sns-facebook-icon
  • sns-line-icon
Side Banner
Side Banner2
Side Banner
Side Banner2
MAGAZINE
Iolite(アイオライト)Vol.16

Iolite(アイオライト)Vol.16

2025年11月号2025年09月30日発売

Interview Iolite FACE vol.16 concon株式会社 CEO 髙橋史好 PHOTO & INTERVIEW 片石貴展 特集「2026 採用戦線異常アリ!!」「ビットコイン“黄金の1ヵ月”に備えよ」「米国3法案 イノベーション促進か、監視阻止か— 米国の暗号資産政策が大再編 3大法案が描く未来図とは」 Crypto Journey 「暗号資産業界の“影の守護者”が見据える世界のセキュリティ変革」 Hacken CEO ディマ・ブドリン Interview 連載 「揺れる暗号資産相場を読み解く識者の視点」仮想NISHI 連載 Tech and Future 佐々木俊尚…等

MAGAZINE

Iolite(アイオライト)Vol.16

2025年11月号2025年09月30日発売
Interview Iolite FACE vol.16 concon株式会社 CEO 髙橋史好 PHOTO & INTERVIEW 片石貴展 特集「2026 採用戦線異常アリ!!」「ビットコイン“黄金の1ヵ月”に備えよ」「米国3法案 イノベーション促進か、監視阻止か— 米国の暗号資産政策が大再編 3大法案が描く未来図とは」 Crypto Journey 「暗号資産業界の“影の守護者”が見据える世界のセキュリティ変革」 Hacken CEO ディマ・ブドリン Interview 連載 「揺れる暗号資産相場を読み解く識者の視点」仮想NISHI 連載 Tech and Future 佐々木俊尚…等