アニモカブランズ(Animoca Brands)の日本子会社であるアニモカブランズ・ジャパン(Animoca Brands Japan)は25日、KDDIと事業連携を開始したことを発表した。
連携第1弾として、アニモカブランズ・ジャパン支援のもと、ブロックチェーンゲーム「ファントム・ギャラクシーズ(Phantom Galaxies)」のNFTをKDDIが運営するNFTマーケットプレイス「αU market」で販売を開始した。
アニモカブランズ・ジャパンは今月、KDDIとWeb3.0領域での事業連携に関する基本合意書を締結している。ウォレット事業でのグローバルな協業で、Web3.0によるあらたな顧客体験の提供や、ファントム・ギャラクシーズを始めとするアニモカブランズ傘下のIP・コンテンツ連携を検討してきた。
事業連携の第1弾となる今回は、αU marketにおいてファントム・ギャラクシーズ内で使用できる「Generative Avatars」と「Starfigher Mechas」の標準版と、「αUオリジン」による独自の外見的特徴を持つαU限定版を販売するという。
Generative Avatarsの通常版の販売個数は850点で、1点は3,000円。αU限定版は750点で1点は12,000円だ。なお、Generative Avatarsはファントム・ギャラクシーズにおいて、プレイヤーの分身となるキャラクターとなっている。
また、Starfighter Mechasの通常版の販売個数は850点で1点は3,000円、αU限定版は750点で1点12,000円となっている。Starfighter Mechasはプレイヤーが探索や戦闘に利用するコアアイテムだ。
アニモカブランズ・ジャパンは、今後も「Mocaverse」と「αU」の連携や、アニモカブランズ傘下のIP・コンテンツ連携を通じて、日本のユーザーによりシームレスにWeb3.0ゲーム、カルチャー、エンターテインメントを楽しめる環境をグローバルに提供していくと説明している。
ファントム・ギャラクシーズとは
ファントム・ギャラクシーズは、伝統的なゲームと最新かつ刺激的なブロックチェーンゲームの融合を目指している。ゲーム内では広大な銀河系を舞台に、スリリングなメカ戦闘や魅力的なキャラクターが織り成すストーリーが展開される。
さらに、ファントム・ギャラクシーズはNFTとネイティブガバナンス・ユーティリティトークン「ASTRAFER」を採用することで、ゲーム資産の所有とプレイヤーガバナンスを可能にし、プレイヤーの体験を向上させるという。
参考:発表
画像:発表より引用
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