Rootstockは、ビットコインのプルーフ・オブ・ワークによる高いセキュリティとEthereum互換のスマートコントラクト機能を両立したビットコインのDeFiレイヤーだ。
このプラットフォームを活用することで、ビットコインを担保としたステーブルコインの借り入れやオンチェーンでの利回り獲得といった金融取引が可能となる。また、Rootstock Institutionalは、ビットコインネイティブなDeFi機会の活用を企業やプロ投資家に促すための機関投資家向けプログラムで、専門チームによって運営されている。
Animoca Brands JapanとRootstockは共同で、RootstockのBTCfiインフラおよびRootstock Institutionalを日本の規制環境に適合させ、機関投資家向けのデジタル資産運用サービスとして国内に導入するための戦略策定や規制対応、マーケティング支援を進める。
さらに、日本企業のデジタル資産トレジャリー最適化に関する具体的なビジネス機会を調査し、サービス拡大に不可欠な流動性インフラ(RootstockのトークンRBTCやRIFの上場検討を含む)の整備についても協議する計画だ。
今回の取り組みを通じてAnimoca Brands Japanは、暗号資産の保有・運用からストック収入型ビジネス構築まで企業を包括支援する「デジタルアセット・トレジャリー・マネジメント支援事業」において、企業の財務目標やリスク許容度に応じたトレジャリー戦略最適化やWeb3.0移行を支援するサービス展開も視野に入れる。
DAT戦略に特化したイベント開催へ
Animoca Brands Japanは、2026年2月27日にクローズドイベント「Institutions × Bitcoin Finance(BTC-Fi)」を開催する予定だ。
当日は機関投資家や伝統的金融(TradFi)、カストディおよびクリアリング関連事業者(CEX)、さらに上場企業を含む事業会社の財務担当者(DAT)らを招き、最新動向や実務上の示唆を共有しつつネットワーキングを図る場となる見込みである。
今回の戦略提携により、企業がビットコインを単に保有するだけでなく積極的に運用するあらたな局面が開かれるだろう。本提携は、日本企業の財務戦略におけるビットコイン活用を後押しし、デジタル資産が本格的に運用される時代への布石となると期待される。
関連記事
あらたな形の資本主義世界を実現へ アニモカ・ブランズ共同創設者 ヤット・シウ インタビュー
Animoca Brands Japanが描く DePINによるあらたな価値創造の可能性 Animoca Brands Japan 天羽健介インタビュー