大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)の日本法人であるバイナンスジャパン(Binance Japan)は15日、あらたに13銘柄の取り扱いを開始すると発表した。これで現在取り扱っている34銘柄とあわせて47銘柄となり、国内最多となる。
これらの新規銘柄は今月27日から暗号資産現物取引において取り扱いが開始される。
今回の新規暗号資産の取り扱い開始決定にあたり、バイナンスジャパン代表取締役の千野剛司氏は声明で「今後もバイナンスが有する世界最大級のブロックチェーンエコシステムやグローバルにおける知見を生かし、日本国内においてさらなるサービス拡充に努めていく」とコメント。
また、「日本国内の暗号資産の普及において主導的な役割を果たしていく」と強調した。
HBARやNEARなどの13銘柄を新規取り扱い
今回あらたに取り扱われる暗号資産は以下の通りだ。

▶︎バイナンスジャパン発表より引用
バイナンスは世界各国で1億5,000万人以上のユーザーを抱えるなど、暗号資産業界における世界最大のリーディングカンパニーだ。
バイナンス・ジャパンは昨年11月にサクラエクスチェンジビットコイン(SEBC)を買収し、あらたにローンチされ、今年8月に日本に正式に参入した。
取引所のプラットフォームはバイナンスと同じ設計で構築されているため、取引画面や取引ツールなどはグローバル版サービスと同様に高性能かつ多機能なものとなっている。
バイナンスジャパンは日本市場への参入時、取り扱い銘柄を早期に100銘柄まで伸ばすことを宣言していた。今回の一挙13銘柄にも及ぶ新規銘柄の取り扱い開始もこの一環となる。
参考:発表
画像:Shutterstock
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