世界最大の資産運用会社ブラックロックが取り扱うイーサリアム(ETH)現物ETF「iShares Ethereum Trust(ETHA)」は8億6,000万ドル(1,240億円)以上の純資産を保有している。
これを上回るのは、グレースケールのミニ・イーサ・トラスト「ETH」とイーサリアム・トラスト「ETHE」のみだ。
モーニングスターのデータによると、ETHAは純流入額が約9億9,200万ドル(1,430億円)に達し、10億ドル(1,450億円)を超えた最初のイーサリアム上場投資信託となる見込みだ。
イーサリアムの市場支配力が低下しているのにもかかわらず、ブラックロックのETHAは投資家の関心を引き続けている。
グラスノードによると、イーサリアムの支配力は2022年11月の暗号資産(仮想通貨)取引所FTXの倒産以来、16.8%から15.2%に低下している。
しかし、ETHAの純資産は21日時点で8億3,780万ドル(1,215億円)に達しており、投資家の関心が依然として高いことを裏付けている。
これはブラックロックが世界最大の資産運用会社であるがゆえの信頼も大きな要因となっている。
ブラックロックが運営するイーサリアム現物ETFであれば安心かつ将来的な価値の高まりも期待できるということだ。
ETHAの純流入額が10億ドル(1,450億円)に達しようとしていることは、イーサリアムベースのETFに対する信頼と期待が高まっていることを示している。
モーニングスターのデータによると、ETHAの純流入額は、登録投資顧問(RIA)の関心により、次に大きなイーサリアム現物ETFの合計額を上回っている。
ブラックロックのETHAは、この歴史的な節目に立っている。同時に暗号資産現物ETF間の競争をも浮き彫りにしている。
SoSoValueのデータによると、イーサリアム現物ETFは総額4億4,000万ドル(638億円)以上の純流出に直面しており、ETHAの堅牢的な流入とは対照的だ。
この差はブラックロックのイーサリアム現物ETFがフィデリティのFETHや、ビットワイズのETHWなどの競合を上回っていることから、この分野でのブラックロックのリーダーシップをさらに強固なものにしている。
RIAからの関心が高まり、マイルストーンが迫る中、ETHAはイーサリアム現物ETF市場を引き続き支配するポジションにいる。
この勢いの高まりは、より広範な暗号資産現物ETF分野における将来の発展の土台となる可能性がある。
10億ドル(1,450億円)のマイルストーンに近づいていることは、ブラックロックのイーサリアム現物ETFの成功を強調し、市場の焦点がイーサリアムベースの製品へと大きくシフトしていることを示している。
参考:ブラックロック、SoSoValue
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