ビットコイン(BTC)は3日、韓国の主要暗号資産(仮想通貨)取引所において一時30%以上急落した。主要アルトコインも大幅に下落し、全面安を記録している。韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が宣言した非常戒厳令を受け、暗号資産市場にも影響が及んだ格好だ。
ビッサム(Bithumb)では非常戒厳令が宣言された後、ビットコインが1億3,270万ウォン(約1,405万円)から一時1億1,000万ウォン(約1,165万円)まで急落した。また、XRPやイーサリアム(ETH)、ドージコイン(DOGE)なども同様に大幅な下落となった。
これほどまでの下落は韓国の暗号資産取引所に限定されているが、グローバルマーケットでも同時刻に下落する場面がみられた。記事執筆ではウォン建でも価格を戻している。
尹大統領は「野党が国政をまひさせている」とし、「反国家勢力である北朝鮮の共産勢力を撲滅し、韓国の自由な憲法秩序を守る」と述べ、宣言に至った。韓国で非常戒厳令が宣言されたのは1980年以来となる。
その後、国会議員による議決を受け、尹大統領は非常戒厳令を解除したが、混乱は依然として続いている。大統領府の幹部が一斉に引責辞任を表明したほか、最大野党・共に民主党は国会決議で尹大統領を弾劾する準備を進めている。
参考:ビッサム
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