国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは20日、オンラインゲームの開発・運営を行うコロプラグループ傘下の株式会社ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)が発行するブリリアンクリプトトークン(BRIL)の購入申し込みの受付を開始すると発表した。
申し込み受付はコインチェックが提供するIEOプラットフォーム「Coincheck IEO」において、5月27日より開始する。申し込み受付は6月10日に終了し翌11日に販売結果を発表する予定だ。
同時に、ブリリアンクリプトはPC版ゲーム「Brilliantcrypto」を6月17日にリリースすることを決定したと明らかにした。ブリリアンクリプトトークンの取り扱い開始日はゲームリリースの6月17日を予定しており、取引所及び販売所サービスで取引が可能となる見込みだ。
なお、ブリリアンクリプトの総発行量は10億BRILで、今回のIEOでの販売総数は総発行量の7%に相当する7,000万BRILとなる。売り出し価格は1BRIL=21.6円で販売手数料は8%、申込口数上限は2,000口となり、1口あたりの数量は250BRILだ。なお、申込総額が15億1,200万円未満の場合は不成立になるという。
ブリリアンクリプトトークンはポリゴンブロックチェーン上で発行される暗号資産。ブロックチェーンゲーム・Brilliantcrypto内で使用できる「NFTつるはし」の購入や強化、耐久力の回復、またゲーム内で取引可能な宝石(NFT)の購入などに使用することができ、ゲームを始めるであったり、プレイをより効果的に進めるために使用することができる。
また、ゲームプレイにおける鉱山での採掘によりブリリアンクリプトトークンを獲得することが可能だ。
今後、世界中の暗号資産取引所でブリリアンクリプトトークンをリスティングし、ブリリアンクリプトの認知度を高め、宝石の価値を世界中に広げていくことで価値向上を目指していくという。
ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)とは
Brilliantcryptoは、「Proof of Gaming」というあたらしいモデルを導入したブロックチェーンゲーム。ビットコインのコンセンサスメカニズムであるPoW(プルーフ・オブ・ワーク)から着想を得ており、ゲームプレイを通じて宝石の価値を証明することで、他人の価値を創出する「Proof of Gaming」という新モデルを導入し、メタバースに価値ある経済圏を生み出すという日本発のグローバル展開プロジェクトだ。
ブリリアンクリプト社は、ブロックチェーンゲーム事業を行う株式会社コロプラの100%子会社。ブロックチェーンゲームが抱える課題に向き合い、人々の目を惹き付けるような、魅力のあるゲームの制作を目指し設立された。
また、Brilliantcryptoは名門サッカークラブ「パリ・サンジェルマン」とプレミアムパートナーとして提携している。同社はIEOに際し、パリ・サンジェルマンとのコラボレーション動画を公開している。
参考:コインチェック発表、ブリリアンクリプト発表
画像:発表より引用
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