DMMグループのDM2C Studioは27日、LudicCubeと協業でNFTカードゲーム「Duelyst3.0(デュエリスト3.0)」を12月にリリースすることを発表した。
DM2C StudioのWeb3.0プロジェクト「Seamoon Protocol」の一環となる。
リリース本番前の今月27日から100名限定でα版サービスへの参加者を募る。α版参加者には限定NFTカードがエアドロップされる。
デュエリスト3.0は、2016年にリリースされたDuelyst(デュエリスト)のWeb3.0復刻版となる。
600種類以上(予定)のカードから40枚のデッキを作成し戦略を作るトレーディングカードゲームの特徴と、5×9のマス目上でターンごとにキャラクターを動かして対戦をするターン制ストラテジーゲームの特徴を併せ持った新感覚のゲームだという。
デッキ構築型戦略ゲームのデュエリストは今年1月にオープンソース化され、誰でも自由に改造、拡張可能となっていた。
デュエリストはCounterplay Gamesが2016年にPC向けに基本プレイ無料でリリースしている。Steamのユーザーレビューで82%の高評価を獲得する名作ゲームだったが、2020年にサーバーコスト増などの要因でサービスを終了している。
そのサーバーコストの問題を、ブロックチェーンを利用することで克服し、「デュエリスト3.0」として復刻させた。カードを集めてデッキを構築するコレクション設計、PvPを基本とした戦略重視のゲーム性、シーズン制によるカードの適度なインフレ設計など、サステナブルなPlay to Earnに最適な名作ゲームがWeb3.0で蘇った形だ。
LudicCubeは「ゲーム保全のための『ゲーム図書館』をWeb3.0で実現する」をミッションに掲げ、ゲームの文化的価値の保全に貢献すべく社会に価値提供を続けている。
DM2C Studioは、DMM.com がブロックチェーンゲームやNFTプロジェクトなどのWeb3.0事業を展開することを目的として設立。独自ウォレットや会員基盤を軸としたWeb3.0プラットフォームの構築、Web3.0の起業家やクリエイターとの共創プロジェクトなどを手がけている。
参考:発表 画像:発表より引用