国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインによる調査で、回答したユーザーのうち90%以上が暗号資産の今後に期待していると考えていることがわかった。
GMOコインが8日に発表した結果によると、「暗号資産の今後に期待していますか?」という問いに対し、70%が「強く期待している」と回答した。また、「やや期待している」は24%、「どちらでもない」は4%、そして「やや期待していない」「期待していない」は共に1%だった。
GMOコインは昨年も同様の調査を実施しており、その際に94%のユーザーが期待していると回答していた。

▶︎GMOコインより引用
今回の調査は3月22日から4月5日までの期間でGMOコインユーザー3,729人を対象にWebアンケート形式で行われた。
ほかにも、「2023年ビットコインの最高値はいくらになると思いますか?」という項目では、最も多い27%のユーザーが「500万円台」と回答した。「400万円台」が24%、「1,000万円以上」が14%と続く。
同項目においては89%のユーザーが今年の最高値について400万円台以上と予想しており、さらなる価格上昇への期待が高まっていることがうかがえる結果となった。

▶︎GMOコインより引用
さらに、「2023年は暗号資産への投資金額を増やそうと思いますか?」という質問に対しては、63%が「増やそうと思う」と回答。「どちらでもない」は35%、「減らそうと思う」は2%となった。

▶︎GMOコインより引用
「2023年、一番価格上昇に期待している銘柄は?」の問いでは、36%がビットコイン(BTC)と答え、昨年に続き最も期待される銘柄として選ばれた。2番目はXRPが20%で続き、イーサリアム(ETH)の14%を上回った。昨年の回答ではイーサリアムが23%で2位につけ、XRPは17%で3番目であった。

▶︎GMOコインより引用
また、「暗号資産を今後どのように活用したいですか?」という項目では「投資(長期保有)」が87.6%と最も高く、昨年の87.2%と横ばいという結果になった。
「投資(短期保有)」も38.4%で昨年と大差がなかった一方、「NFTの購入・販売」で活用すると答えたユーザーは18.5%にのぼり、NFTに関連した暗号資産需要が続く可能性が示された形となった。

▶︎GMOコインより引用
参考:GMOコイン
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