暗号資産(仮想通貨)のデータ分析サービスを提供しているKaikoは世界の暗号資産ランキングを発表した。国内暗号資産取引所では、ビットバンクが世界12位にランクインした。
Kaikoは2014年から運営されており、機関投資家や企業向けの暗号資産市場データを提供している。
市場参加者に正確で透明性が高く、信頼性の高い金融データを提供し、さまざまな市場活動に活用することをサポートしている。
同社は、地理的に分散したサーバー上でストレージと収集を実行する機関レベルの技術スタックを運用する。Kaikoのデータは現在、主要な市場参加者との取引、調査、評価の目的で使用されている。
また、KaikoはパブリックAPIとソースからデータを収集し、必要に応じて取引所と二国間契約を結んでデータの収集を行っている。
ランキングの評価方法は、対象とする各取引所をランク付けできるように、KaikoのExchange Rankingは、Kaikoのインデックスチームが独自に開発及び管理する独自のスコアリング手法を使用しているようだ。各基準はサブ基準にも細分化され、ランキングの基礎となるKaiko Exchange Scoreを計算するための重みが割り当てられている。
基準は主に6つ。ガバナンススコアが30%、ビジネススコアが15%、テクノロジースコアが10%、データ品質スコアが10%、セキュリティスコアが20%、流動性スコアが15%。近年暗号資産を利用した犯罪、ハッキング被害があとを絶たないためガバナンススコアとセキュリティスコアが高くなっている。
ガバナンススコアは、法定取引所各スコア、国別リスクスコア、KYC/AMLスコア、取引ポリシースコアと市場監視スコア、保険スコア、金融規制スコア、予備スコアの証明、規制上の制裁罰に細分化されている。いずれも犯罪阻止に関わるスコアである。
セキュリティスコアは、セキュリティ証明書スコア、コールドストレージスコア、クライアントアカウント保護スコア、ハッキングペナルティ、バグバウンティ部プログラムスコアに細分化される。いずれもハッキング防止対策となるものだ。
暗号資産取引所ランキングでは総合で米コインベース(Coinbase)が90と1位。ビットスタンプ(Bitstamp)が88で2位。バイナンス(Binance)は86で4位となった。

12位のビットバンクは、総合スコアで75と高ポイントだった。特にセキュリティが高く、95ポイントだった。ビットバンクの堅牢なセキュリティシステムが高く評価されたようだ。
セキュリティポイントは高く評価された一方、流動性スコアが45と低く、改善ポイントといえる。今後はユーザー拡大が課題となる。流動性が高まれば10位以内にもランクインする可能性が考えられる。
日本最大手のbitFlyerは20位で、スコアは70だった。セキュリティに関するスコア50と、評価は高くない。このセキュリティのポイントは同取引所の今後の課題ともなり得る。この点を改善すればポイントも高くなりもっと上位に進むことも可能だろう。
また、人気の高いコインチェックはスコアが63で27位。コインチェックもセキュリティが50と低く、この点の改善が今後の課題となった。
参考:Kaiko
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