オーバース及びキングレコードは7日、「IDOL3.0 PROJECT」における最終合格者発表イベントを開き、オーディション結果とグループ名を発表した。
最終審査に残った候補者は29名で、正式メンバーには11人が選ばれた。メンバーに選ばれたのは下記の候補者だ(発表順)。
- チョコ
- アリー
- ナコ
- サマー
- ナビ
- ココア
- ニコ
- ピース
- モモテレ
- アオ
- ハンナ
また、メンバーの決定に伴いグループ名も公表され、「WHITE SCORPION(ホワイトスコーピオン)」と名付けられた。このグループ名には「純真さ」「誠実さ」「力強さ」という意味が込められているという。
デビュー日は12月7日となる予定で、今後グループとしての活動を本格化させる。すでに発表されている通り、デビュー曲は「眼差しSniper」となる予定だ。楽曲のダンスのコレオグラファーには振付師のTAKAHIRO氏、ミュージックビデオ監督は映像ディレクターの池田一真氏が担当する。
メンバーに選ばれた1人であるアオさんはイベントで、「まだ実感はないけれども、これまで応援してきた方々に後悔させないよう頑張っていきたい。大きなステージを目指したい」と語った。
「IDOL3.0 PROJECT」はAKB48や乃木坂46等を手がけた秋元康氏が総合プロデューサーに就任したことなどで注目を集めていた。従来のアイドルや活動領域にとらわれることなく、「時代の変化やニーズにあわせてアップデートされるアイドルグループ」を目指すとしている。
オーバースはプロジェクトの発足にあわせて国内暗号資産(仮想通貨)取引所coinbook及びDMM Bitocoinにて「Nippon Idol Token(NIDT)」を通じたIEOを実施。販売総額は10億円を超えた。
NIDTは上場直後にIEO公募価格を大きく下回ったものの、プロジェクトの進捗が明らかになるにつれ急騰したことでも知られる。今回発表されたメンバーはNIDTをIEOにて購入していたユーザーの投票で決定された。今後もさまざまなイベント等でNIDTが用いられる見込みだ。
画像:Iolite