ナイキ(NIKE)のデジタル部門NIKE Virtual Studioと「FUFA」、「Madden NFL」などで知られる米コンピューターゲーム大手EA(Electronic Arts)のスポーツブランド・EA Sportsは1日、提携を発表した。
ナイキのWeb3.0プラットフォーム「ドット・スウォッシュ(.Swoosh)」からEA Sportsにデジタルコンテンツを提供する。
今回の提携を通じて、ドット・スウォッシュのメンバーやEA Sportsのプレイヤーはゲームプレイを通じて自分の個性を表現できるようになると説明している。
また、EA Sportsのゲームにおいてあらたな没入型体験を構築することが可能になると述べた。具体的には、ドット・スウォッシュのバーチャル作品がEA Sportsによってゲーム化され、それぞれのメンバーとプレイヤーが自己表現及び創造性を発揮する独自のあたらしい機会を提供することを計画しているという。
Nike Virtual StudioのGMであるロン・ファリス(Ron Faris)氏は「ナイキとEA Sportsは、革新性、創造性、卓越性に関する取り組みを共有しており、彼らと提携できることはエキサイティングなことだ。ドット・スウォッシュのコミュニティとEA Sportsの大規模なファンベースに素晴らしい新体験を提供できるようになる」と述べた。
さらにEA Sportsのアンドレア・ホープレイン(Andrea Hopelain)氏は「EA Sports社員は全員、スポーツファンダムの次なる進化をリードすることに注力している。長年のパートナーであるナイキとのあらたなコラボは、イノベーション、スポーツ、文化の交差点に位置している」と語った。
ドット・スウォッシュとEA Sportsの取り組みは今後数ヵ月以内に公表される予定だという。
同プラットフォームは昨年11月に発表され、現時点で日本からメンバー登録を行うことはできない。
参考:発表
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