LINE傘下で暗号資産(仮想通貨)事業及びブロックチェーン事業を展開するLINE Xenesisは6日、PayPayを通じた暗号資産購入と出金を可能にする「PayPay連携サービス」の提供を開始したと発表した。
ユーザーはPayPayとLINEの暗号資産取引サービス・LINE BITMAXのアカウントを連携することで、あらたにPayPayマネーから暗号資産の購入や、同取引所の預かり金残高をPayPayマネーにチャージすることができるようになった。
「PayPayクイック購入」もしくは「PayPayへの出金」からアカウント連携に進むことができる。PayPayマネーの残高があれば、別途入金手続きを行うことなくLINE BITMAXで取1円から24時間365日引可能だ。
LINE BITMAXはこれまで、暗号資産購入時の決済手段として銀行口座入金のほか、LINE Payでの入出金に対応してきた。今回、登録ユーザー数5,800万人を突破したPayPayと連携することで、さらなる利便性の向上と暗号資産に関連した体験・普及に寄与する可能性がある。
LINE Xenesisは発表で、これまで暗号資産を購入したことがないPayPayユーザーに対して保有機会を提供することを目指すと述べた。
なお、同社によればPayPayマネーと連携し暗号資産の購入や出金ができるサービスは、暗号資産業界初となる。
本サービスの利用対象となるのは「LINE BITMAXで本人確認完了済み」「PayPayで本人確認完了済み」「アカウント連携の同意」を満たしたユーザーだ。買付及び出金時手数料は共に無料となっている。
買付及び出金の上限は24時間で50万円、30日で200万円となっており、「スマホでかんたん本人確認」が完了していないユーザーの出金限度額は10万円までとしている。
参考:発表
画像:LINE Xenesis発表より引用