セブン銀行は18日、ATMを通じて募金を行うことで、NFTを活用したデジタルアート作品をノベルティとして配布する「セブン銀行ATM NFT募金キャンペーン」の実施を発表した。
本キャンペーンは、同日から10月16日の期間で行われる。
期間中にセブン&アイグループ各店舗を始め、商業施設、空港や駅等に設置されている全国26,000台以上のセブン銀行ATMにて、一般財団法人セブンイレブン記念財団へ募金を行った全員にNFTを配布するという。
NFTは現代美術家の窪田望氏が制作。
環境貢献活動をコンセプトとした限定デジタルアートとなっている。
アートは全4種類で、そのなかからランダムで1種類を入手することができる。
▶︎NFT取得の流れ
なお、本キャンペーンで配布するNFTは他者に譲渡不可能なSBT(ソウルバウンド・トークン)形式となる。
また、NFTは日本発のパブリックチェーンであるアスターネットワーク(Aster Network)上で発行。
NFTの発行・受取に関するサービスは、企業のNFTマーケティングを支援するSUSHI TOP MARKETINGが受託している。
NFTの受け取りにはSUSHI TOP MARKETINGが提供している独自技術のブラウザウォレットを利用する。
これにより、ウォレットを持っていないユーザーでもNFTを受け取ることができるとしている。
セブン銀行によると、本キャンペーンはWeb3.0の技術及び領域と顧客をつなぐあらたなプラットフォームになることを目指し、若手社員を中心とした有志メンバーが自発的に取り組み、実現したものだという。
今回の取り組みを第1弾として位置付け、ATMでの募金を通じて幅広いユーザーにNFT を受け取る体験を提供するとしており、今後もさまざまな取り組みを進めていくとしている。
参考:発表
画像:セブン銀行