ソニー銀行は5日、Web3.0エンターテインメント領域向けスマートフォンアプリとして「Sony Bank CONNECT(ソニーバンク・コネクト)」をリリースすると発表した。来たるWeb3.0時代を見据え、クリエイター・ファン経済圏拡大への貢献を目的とする。
▶︎アプリイメージ(発表より引用)
Sony Bank CONNECTは「誰でも簡単に安心して楽しめる。広がる感動体験へ“つながる”」をテーマにしたアプリで、SNFT社が運営するNFTマーケットプレイス「SNFT」と接続することで保有しているNFT表示して楽しめる機能を提供するという。
リリース時にはソニー銀行が過去にキャンペーンで配布したNFTや、同行のデジタル証券を購入及びアンケートに回答したユーザーへ配布するデジタルコンテンツを楽しめると説明している。
Sony Bank CONNECTは今後ユーザーの要望を取り入れる形でリリース後も機能を拡張していくという。なお、現在ブロックチェーンを基盤としたウォレットの開発に取り組んでおり、リリースに向けた要件定義や設計を進めていくとしている。
アスターとも独自ブロックチェーンの開発に取り組む
ソニーはグループとしてWeb3.0に関する取り組みを続けてきた。
また、昨年9月にはソニーネットワークコミュニケーションズがアスターネットワーク(Astar Network)のファウンダーである渡辺創太氏率いるスターテイルラボ(Starrale Labs)とともに独自ブロックチェーンの開発を目的とした合弁会社を設立すると発表している。
この新会社はシンガポールを拠点とし、ブロックチェーンを最大限に活用したWeb3.0キラーユースケースの創出に向け、グローバルインフラとなるブロックチェーンの開発を行うとしている。
参考:発表
画像:Shutterstock
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