バーチャルワールド「Yay!」を運営するナナメウエは25日、ワールドコイン(Worldcoin:WLD)の個人認証機能である「ワールドID(World ID)」との認証連携を開始すると発表した。
この連携により、Yay!ではあたらしいアカウントを作成する際にワールドIDをアカウントの連携方法(保存方法)として選択できるようになった。
発表によると、今回の取り組みによってユーザーのアカウントを保護するとともに、ボットによる不正アカウント防止にもつながるという。
さらに、今回の連携は今後Web3.0機能としてサービス内外にトークン経済圏を構築していくYay!において、世界中のユーザーが安心して利用するための礎になると述べている。
ワールドコインはOpenAIのCEOである、サム・アルトマン(Samuel Altman)氏が共同創業したプロジェクトとして知られる。
ワールドIDは「オーブ(Orb)」と呼ばれる機器で目の虹彩を読み取ることで生成されるIDだ。これにより、ユーザーは個人情報を明示する必要なく、より精度の高い本人確認を行うことが可能となる。
「ワールドチェーン」をリリース
ワールドコインを開発するワールドコイン財団は今年4月、同プロジェクトの規模拡大を見据えレイヤー2ブロックチェーン「ワールドチェーン(World Chain)」を今夏にリリースすると発表している。
一方のナナメウエが提供するYay!は、2020年1月にサービスを開始し、800万人以上のユーザーを抱える。
昨年11月には、国内暗号資産(仮想通貨)取引所bitFlyerでIEOを予定している独自暗号資産「YAY」のホワイトペーパーを発表。「日本発のSocialFiの実現」を掲げ、トークンとNFTを活用したコミュニティやトークノミクスを目指している。
参考:発表
画像:発表より引用
関連記事
ワールドコイン(WLD)が独自レイヤー2「ワールドチェーン」を発表
bitFlyerでIEO実施予定のYay!、独自暗号資産「YAY」のホワイトペーパーを発表