アソビシステムらが立ち上げた合弁会社、YOAKE entertainmentは13日、ソニーベンチャーズから約5億円の追加出資を受けたと発表した。
今回の資金調達を受け、Sony Block Solutions Labsが開発したイーサリアムのレイヤー2・「Soneium(ソニューム)」と連携し、エンターテインメント領域におけるあたらしい「推し活」体験の創出・展開とユースケースの拡大を加速させる。また、アイドル領域から音楽、映画、ゲーム、アニメなど、より広範なエンターテインメント領域への展開を強化していく。
YOAKE entertainmentはこれまでに、国内最大規模のアイドルとファッションの祭典「IDOL RUNWAY COLLECTION Supported by TGC(IRC)」を主催し、公式アプリ「IRC APP」をSoneium上で展開。2025年3月開催の「IRC 2025」では総勢107名のアイドルが出演し、のべ約11,800人を動員したという。今年3月にも共創をテーマに「IRC 2026」を開催予定で、「IRC APP」を通じてテクノロジーによるパワーアップした体験を提供するとしている。
「IRC APP」は、ファンの応援活動を記録・可視化し、特典や体験として還元される仕組みとなっている。
SNSの普及によりエンターテインメントの楽しみ方がより多様化し、「推し活」の幅も広がりつつある。
その一方で、ファンの活動はプラットフォームごとに分散しており、ファン自身がその活動の貢献価値を実感しづらく、エンターテインメント事業者にとっても、ファンの熱量や需要を正確に捉えきれないという課題がある。
YOAKE entertainmentはこうした課題を踏まえ、AIやブロックチェーンを含めたテクノロジーを活用し、ファンコミュニティにおける応援行動を記録するとともに、その記録が貢献として評価され、特典や体験として受け取れるあたらしい「推し活」体験の設計・実装に取り組んでいる。
また、こうした仕組みを公式の体験として成立させるためには実際のIP・コンテンツやファンコミュニティとの接点が不可欠だとし、今後IPホルダーとの連携などを強化する見込みだ。
YOAKE entertainmentは今後の展開について、下記の取り組みを推進していくという。
・「Soneium」上での次世代のオンチェーンエンタメ体験の創出
・「IRC APP」で確立した体験設計のインフラ展開
・グローバル展開の推進
このうち、オンチェーンエンタメ体験を創出していく目的で独自の「RECトークン」を活用していく。ファンの熱量が記録され、価値として循環することで、ファンとIP・コンテンツがあたらしい関係を築ける仕組みづくりを目指すとしている。
さらに、日本発の「推し活」文化を国や言語の壁を超えて広がる体験としてアップデートし、海外市場へ展開していくと説明している。
参考:発表
画像:発表より引用