暗号資産(仮想通貨)を取引する際、銘柄を選ぶポイントとして下記3つの項目を確認することを推奨する。
暗号資産(仮想通貨)は数が多く、そして各暗号資産(仮想通貨)取引所によって取り扱われている銘柄も違う。株を購入するのと同様に、まずは取引しようとしている暗号資産(仮想通貨)を選ぶポイントを押さえることが重要だ。
1. 安全性を確認する まず取引をする前に、その暗号資産(仮想通貨)が安全性の高いものであるのかをチェックしよう。暗号資産(仮想通貨)のなかにはプロジェクトの実態や計画性が皆無な、いわゆる「詐欺トークン」と呼ばれるものもある。
わかりやすい指標の1つとしては時価総額順位や取引高があげられるため、「CoinMarketCap」や「CoinGecko」などといった暗号資産(仮想通貨)の取引データを収集しているサイトで取引を検討している銘柄を調べてみるといいだろう。
また、日本国内のユーザーは原則として金融庁に認められた暗号資産(仮想通貨)取引所でしか取引を行うことができない。国内暗号資産(仮想通貨)取引所では海外と比べて取引可能銘柄数こそ少ないものの、安全性が比較的担保された銘柄が多い。
そのため、もし人から勧められたりネットで取り上げられている暗号資産(仮想通貨)を取引するか迷った際には、国内暗号資産(仮想通貨)取引所で取引が可能なものであるかもしっかり確認した方がいいだろう。
2. 将来性があるか確認する プロジェクトやビジョンに将来性があるのかという点も取引銘柄を選定する上で大切なポイントだ。暗号資産(仮想通貨)も株などと同様に、そのプロジェクトが将来どのようなことを成し遂げ、社会にどのような影響を与えるのかといったことが価格に直結する。
そのため、まずは技術的な開発やアップデートが頻繁に行われたり、あらたなプロジェクトが実施されたりといった形で、目に見みえる進歩がある銘柄を選ぶのが良いだろう。また、プロジェクトであったり日々のニュースを経済情報系のニュースサイトや暗号資産(仮想通貨)専門のニュースサイト、SNSなどでしっかりと情報収集を行おう。
3. 値動きの大きさを確認する 検討中の銘柄がどれくらい値動きをするのかも、取引する暗号資産(仮想通貨)を選ぶ上で、重要なポイントとなる。
暗号資産(仮想通貨)は円やドルなどと違い、急な価格上昇・下降下落が起こりやすく、時には些細なニュースでも大きな価格変動を引き起こすケースがある。また、24時間365日いつでも取引できることから、すぐに確認できない状況時に大幅な価格変動が起こる可能性も考えられる。
大きな価格変動を繰り返している時期に取引をしてしまうと、時には損を生んでしまう場合もあるため、暗号資産(仮想通貨)を選ぶ際はこれまでの価格変動幅や、万が一損をしてしまったとしても許容できる範囲で投資を行うよう心がけよう。
おすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所 暗号資産(仮想通貨)の運用を行う際は、銘柄だけでなく、どの取引所を選ぶかも重要なポイントとなる。以下ではおすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所を4つ紹介するので、初心者の方は、参考にしてもらいたい。
Coincheck 【PR】※出典:Coincheck(2024年6月10日) Coincheckは国内No.1のダウンロード数を誇る取引所で、スマートフォンアプリはシンプルかつ簡単に操作できるため、初心者でも扱いやすい。また、29種類に及ぶ暗号資産(仮想通貨)を取り扱っており、取引をする際に選択肢が多い点も魅力の1つだ。
「Coincheckでんき」や「Coincheckガス」といった、光熱費の支払いの際にビットコイン(BTC)が使える・貰えるなどのサービスもあり、毎日の生活が投資の一部となるため、継続的に投資に励めるのは大きな利点だろう。
bitbank 【PR】※出典:bitbank(2025年1月24日) bitbank(ビットバンク)の取引プラットフォームは、オーダーブック(取引板)方式のため透明性の高い取引が可能。マーケットの機微な状態も、板があるから一目瞭然で相場に合わせてスマートに注文の管理を行うことができる。
また、メイカー注文と呼ばれる、指定した価格と数量で売買される注文方法を活用すると、手数料が-0.02%されるので、実質は報酬を入手することが可能。取引手数料は非常に競争力があるといえるだろう。
bitFlyer ※出典:bitFlyer(2025年2月14日) bitFlyerは、ビットコイン(BTC)取引量で9年連続No.1(※1)を獲得している国内でも大手に数えられる取引所だ。大手企業やメガバンクなどが出資していることからも、信頼性の高さが伺うかがえる。
ビットコイン(BTC)以外にも38種類の暗号資産(仮想通貨)を取り扱っており、いずれも1円から取引可能。少額からでも投資ができるため、初心者でも暗号資産(仮想通貨)の運用を始めやすいため、まず初心が開設すべき取引所の1つといえるだろう。
※1 国内暗号資産交換業者における2016 年~2024 年の差金決済および先物取引を含んだ年間出来高。 (日本暗号資産取引業協会が公表する統計情報および国内暗号資産交換業者各社が公表する取引データに基づき当社にて集計。日本暗号資産取引業協会の統計情報については2018年以降分を参照)
SBI VCトレード ※出典:SBI VCトレード(2024年6月10日) SBI VCトレードは、大手金融グループのSBIホールディングス傘下の暗号資産(仮想通貨)取引所で、多角的なサービス展開を行っている。
具体的には、暗号資産(仮想通貨)のステーキングサービスやレンディングサービスのほか、レバレッジ取引や積立サービスなどを提供している。
大手企業の暗号資産(仮想通貨)取引所ということで、暗号資産(仮想通貨)の管理体制や運営企業の信頼性が比較的高いため、初心者でも安心して利用しやすい点が特徴だ。
GMOコイン 【PR】※出典:GMOコイン(2024年6月10日) GMOコインは、26種類の暗号資産(仮想通貨)を取り扱っており、銘柄数が豊富な取引所の1つだ。
口座開設手数料や即時入金手数料、暗号資産送付手数料、出金手数料など、暗号資産(仮想通貨)の運用において必要な各種手数料が基本的に無料な点は大きなメリットだろう。手数料を気にせず取引ができるため、初心者でも安心だ。
またスマートフォン限定のサービスではあるが、24時間いつでも最短10分で取引が開始できる「かんたん本人確認」を提供しているため、暗号資産(仮想通貨)投資に挑戦したいと思ったらすぐに始められる手軽さも魅力の1つといえる。
BITPOINT 【PR】※出典:BITPOINT(2025年1月24日) 国内初上場の銘柄も多く、珍しいアルトコインの取引が可能。上級者向けには「BITPOINT PRO」というプラットフォームも用意されている。
また、暗号資産を貸し出して利息を得ることができるレンディングサービスやステーキングサービスもあり、ユーザーは保有する暗号資産を使って追加の収益を得ることが可能だ。
暗号資産(仮想通貨)は将来性を見越して選ぶことが大切 暗号資産(仮想通貨)は数多くの種類があり、値動きも激しいため、どの銘柄を選ぶべきなのか決めきれず悩むことも多いと思う。
ビットコイン(BTC)のような不動の人気を誇るものから取引を始めるのか、それとも価格が低く取引しやすいものから始めるのかなど、さまざまな選択肢がある。それでも、大きな利益を出すための共通点としては、「将来的に価格が上昇しそうな銘柄を選ぶ」ことがあげられる。
そのためには、日々の情報収集が重要となる。情報の真偽を見極めることが難しければ、複数のニュースサイトを閲覧したりSNSで信頼できるアカウントの情報を参考にするのもいいだろう。