暗号資産

ビットコイン相場:2024年の振り返りと2025年の相場展望 注目のビットコイン準備金と今後のリスク要因について解説

2025/01/30 11:40 (2025/03/17 12:47 更新)
松嶋 真倫
SHARE
  • sns-x-icon
  • sns-facebook-icon
  • sns-line-icon
ビットコイン相場:2024年の振り返りと2025年の相場展望 注目のビットコイン準備金と今後のリスク要因について解説

暗号資産の市場動向

マネックス証券で暗号資産アナリストを務める松嶋真倫 a.k.a まりんです。今回は、2025年のビットコイン相場展望について解説します。

2025年のビットコイン相場展望

2024年のビットコイン相場は、4回目となる半減期イヤーとしてスタートし、期待通りに目覚ましい成長をみせました。米国でのビットコイン現物ETFの上場や、利下げ転換、トランプ氏の大統領選勝利がポジティブな影響を与え、ビットコインの価格は1BTCあたり1,500万円を超え、史上最高値を更新しました。

過去3回の半減期パターンを踏まえると、ビットコインは2025年に向けてさらなる上昇が期待されます。その追い風となる材料として、米国ではトランプ次期大統領のもとで暗号資産規制の改革が進むとの期待が高まっています。

具体的には、これまで証券とコモディティの間で揺れていた暗号資産の定義が明確化され、適切な監督機関が設けられることで、規制の不確実性が解消される見込みです。また、SEC(米証券取引委員会)の委員長を含む重要ポストに暗号資産推進派が就任する見通しで、米国全体で暗号資産を推進する姿勢が強まっています。

これにより、米国では暗号資産関連企業の事業環境が大きく改善し、ビットコインだけでなくアルトコインの取引も活発化すると予想されます。

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

SHARE
  • sns-x-icon
  • sns-facebook-icon
  • sns-line-icon
Side Banner
Side Banner
MAGAZINE
Iolite(アイオライト)Vol.14

Iolite(アイオライト)Vol.14

2025年7月号2025年05月30日発売

Interview Iolite FACE vol.14 カルダノ(Cardano)/ Input Output Global創業者兼CEO チャールズ・ホスキンソン PHOTO & INTERVIEW 馬渕磨理子 特集「日米暗号資産関連の政策に関する考察」「日本発ブロックチェーン図鑑」「Hyperliquidで巨額のポジション清算が発生! 想定できなかったあらたな分散型金融の危機」「大注目の日本発、生成AIスタートアップ「Sakana AI」」「リセッションに備えよ─ 金融とアノマリーの相関性─」 Crypto Journey 「“論破王”からみたWeb3.0」 ひろゆき Interview 特別連載 仮想NISHI 「暗号資産の相場動向と読み解くポイント」 連載 Tech and Future 佐々木俊尚…等

MAGAZINE

Iolite(アイオライト)Vol.14

2025年7月号2025年05月30日発売
Interview Iolite FACE vol.14 カルダノ(Cardano)/ Input Output Global創業者兼CEO チャールズ・ホスキンソン PHOTO & INTERVIEW 馬渕磨理子 特集「日米暗号資産関連の政策に関する考察」「日本発ブロックチェーン図鑑」「Hyperliquidで巨額のポジション清算が発生! 想定できなかったあらたな分散型金融の危機」「大注目の日本発、生成AIスタートアップ「Sakana AI」」「リセッションに備えよ─ 金融とアノマリーの相関性─」 Crypto Journey 「“論破王”からみたWeb3.0」 ひろゆき Interview 特別連載 仮想NISHI 「暗号資産の相場動向と読み解くポイント」 連載 Tech and Future 佐々木俊尚…等