マネックス証券で暗号資産アナリストを務める松嶋真倫 a.k.a まりんです。今回もビットコイン相場の振り返りと今後の相場展望について解説します。
2025年6月の騰落率

2025年6月のビットコインは、米中通商交渉の進展期待と失望、さらに中東情勢の悪化が交錯し、月を通じて乱高下する展開となりました。月初には、トランプ大統領と習近平国家主席の電話会談や企業の買いが支援材料となり、BTC=1,600万円付近まで上昇しました。
しかし、米中貿易協議後に米国が高関税維持の方針を示したことで失望売りが広がり、トランプ大統領とマスク氏の対立も投資家心理を冷やしました。その後、イスラエルによるイラン攻撃でリスクオフが加速し、G7での米国離脱やFOMCの金利据え置き、米国によるイラン核施設攻撃の報道も重なり、ビットコインは一時1,500万円を割り込みました。
それでも、月末にトランプ大統領がイスラエル・イランの停戦合意を発表すると、相場は急反発しています。