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AIWeb3.0

佐々木俊尚が考える「中国製生成AI『DeepSeek』は何がすごかったのか」 Tech and Future Vol.13

2025/03/28 00:00(2026/05/29 18:02 更新)

佐々木 俊尚

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佐々木俊尚が考える「中国製生成AI『DeepSeek』は何がすごかったのか」 Tech and Future Vol.13
目次
  1. DeepSeekの登場は日本企業にとってもAI開発の追い風に
  2. 進むオープンソース化
  3. エッジコンピューティングとAIの融合にみる未来

DeepSeekの登場は日本企業にとってもAI開発の追い風に

──中国発の生成AI「DeepSeek」が突如発表され、従来のAIモデルと比べて圧倒的に少ないコストと計算資源で高性能を発揮する点や、オープンソースの公開によって大きな注目を集めました。その影響でNVIDIA株が急落し、市場に大きな衝撃を与えた「DeepSeekショック」に対して、どのように感じていますか?

佐々木俊尚(以下・佐々木):DeepSeekには「アプリケーション」と「生成AIモデル」という2つの側面があることをまずおさえておく必要があります。

安全保障上の観点から各国が警戒しているのはアプリケーションとしてのDeepSeekを指しています。韓国ではアプリのダウンロードを停止する措置を取っており、AppleやGoogleのアプリストアでは現状ダウンロードできません。イタリアや豪州、米国などもかなり警戒しており、DeepSeekの利用を控えるべきだという話が出ています。

日本では使用可能ですが、個人情報保護委員会※1が、中国の法律が適用される可能性について警告しています。中国の国家情報法では、『国内外問わず中国人は政府の情報収集活動に協力しなければならない』とされています。中国に対する批判的な内容を書いていると、それが中国政府に把握され、中国に渡航した際に拘束される可能性もあるという警告ですね。

怪しいイメージがある一方で、生成AIモデルとしてのDeepSeekはかなり注目されています。DeepSeekの何がすごいかというと、オープンソースで公開されているところなんですね。

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