暗号資産「冬の時代」到来も「春」はもうすぐそこに

2026/03/30 10:00 (2026/05/29 17:23 更新)
松田 康生
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暗号資産「冬の時代」到来も「春」はもうすぐそこに

「冬の時代」到来も調整は限定的か


サマリ

1.ビットコインは弱気相場(冬の時代)入りも、下落は過去ほど深くならない可能性

最高値126,000ドルから53%下落し弱気相場入りとみられるが、過去のような80%規模の暴落は想定されにくい。半減期の影響が弱まり、価格変動の振れ幅も縮小傾向にある。

2.半減期サイクルの変化により、底打ちは早く・浅くなる見通し

上昇率が過去より大幅に縮小していることから、下落率や期間も縮小すると予測。50,000ドル付近、もしくは60,000ドルでのダブルボトム形成を経て、2026年春〜夏に底打ちする可能性が高い。

3.機関投資家の参入拡大が需要を支え、相場反転のカギに

大手金融機関が暗号資産の資産配分を推奨し、販売も拡大。個人投資家の押し目買いも続いており、供給要因より需要要因が相場を左右する局面へ。2026年は需要主導で回復(“春”)に向かう可能性がある。


ビットコイン(BTC)は昨年10月に126,000ドルでピークアウトし、11月にピークから37%安となる80,000ドルまで切り返しました。

しかし、1月末に底固めに失敗すると、昨年の安値74,000ドルを下抜け、60,000ドルまで下値を伸ばしました。

株式市場では1割の下落を調整局面、2割の下落を弱気相場入りとするのが一般的ですが、変動の激しいビットコイン市場では「2割で調整、4割で弱気相場入り」というイメージで、今回、ピークから53%安となったことで、弱気相場入り、いわゆる「冬の時代」が到来したといえます。

従来のパターンでは、ピークから約1年間で8割程度の下落相場が到来していましたが、今回はそこまでの調整は来ないと考えています。理由は、半減期の影響が徐々に薄れてきているためです。

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